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記事No.196に関するスレッドです

ウエハラ ケン! / タラオ・バンガイ
私の母は日本の三大美男子を「森雅之、上原謙、そして作家の丹羽文雄」と
いつも言っていた。

子供の頃良く言った言葉に「親ばか ちゃんりん 横丁の風来坊」と言うのがあった。
私の父母も世間並みの「横丁の風来坊」だったが、母はその上に「猫ばか・・・・・・・」
で、子供の頃飼っていた猫を、あろうことか愚母選定?の三大美男子のお一人
上原謙様に似ていると、自慢していた。昭和○○年の私の誕生日に、写真館で
「ウエハラ」様と撮った写真が、添付のものである。
彼は性格の優しい真にいいコだった。ある時、外で喧嘩して片目が潰れて帰って来た。
母は、母の兄が医者だったので、ペニシリンを貰って来て「ウエハラ」様に打った。
翌日、眼球が落ち一命を取り留めた。その後、片目はいつもぽっかり開いたままだった。
(当時、私の住んでいた田舎に獣医は1軒あったが、農耕用の馬牛が専門だった)

父が亡くなった後、気が付いたら「ウエハラ」様も居なくなっていた。黄泉路の旅を
父に付いて行ったものと思われる。母はまたもや「横丁の風来坊」よろしく
「名猫の誉れ」と、自慢していたが・・・・

現身の上原謙氏をお見かけしたのは、チエミさんの音楽葬の時である。
我々一般のファンは増上寺の会場の外に居たが、中の式次第が終わり、出席者が
帰られる時、車で来た方は足早に車の方に行かれたが、そうでない方々はクローク
に寄られて、預けてあったコートを着て帰られた。そんな中にデューク・エイセスの4人と、
上原夫妻(2度目の奥さんで後から離婚でもめた)が居らした。
皆さん、チエミさんの死を悼んで下さっているのが良く判る、お姿だった。
(余談だが、その後たくさん集まったファンも、会場の中に入れて貰え、献花が出来た。)

私の上原さんのお薦めは『朝の波紋』『あらくれ』共にデコさん主演の映画である。
『朝の波紋』は当時の三大美男子、池部良、岡田英次、上原謙競演で、『あらくれ』には
森さんも出ているが、お二人とも普段とは違う役柄で面白い。

上原さんには我が家の猫のこと?や、チエミさんのお葬式のことも含め、今日まで勝手に
親しみを感じている。

No.196 - 2008/01/13(Sun) 00:28:04 [i219-165-224-81.s02.a040.ap.plala.or.jp]

Re: ウエハラ ケン! / 久留米無法松
 上原謙さん、よく皆さんが、「美男子だけど、大根役者よね」とおっしゃいますが、僕はそれほどひどいとは思わないんです。ああいう風に華がある役者が演技ばかり上手すぎたら興ざめになってしまうような気がします。それからちょっとインテリ系の映画女性ファン、圧倒的に森雅之さんがお好きですね。そうかなあ・・こちらが女性だったら、あの人からはすぐ捨てられてしまいそうで・・・敬遠しますが。岡田英次さん、フランスで人気があったんでしょう。それにしても当時大絶賛だった映画「砂の女」今見ると、笑ってしまいませんか・・・岡田さん、三人の中で唯一ひばりさんと共演したことがある人ですよね。

僕にとって黒白の猫、永遠の憧れの対象です。可愛いですね。こちら、実は22歳まで完璧な犬派だったのですが、その後に出あった猫の魅力に取り付かれ、今は大の猫派です。(今は飼えないのですが)

No.197 - 2008/01/15(Tue) 11:04:14 [61-24-15-45.rev.home.ne.jp]

Re: 岡田・小五郎 / タラオ・バンガイ
美男子は外見と落差のある役の時、面白い味発揮しますよね、上原さんは成瀬の『晩菊』の、
金を借りに来る男なんか良かったかったですねェ。森雅之さんも「おとうと」(市川崑)の
父親役なんか絶品でした。森さんの隠し子って「愛のコリーダ」の、吉っあんの正妻役の
人でなかったっけ?早逝した方でしたが。

岡田さんがフランスで人気があるのは、「24時間の情事」に出演したからでしょうか?
「ここに泉あり」(今井正)も今見ると、正直私は笑うと言うか、照れてしまいますねぇ。
岡田さんの珍品?は、東映の「少年探偵団」で明智小五郎を演じているもの。
LDで持っています。今晩見てみよう〜〜っと!

No.198 - 2008/01/15(Tue) 21:55:31 [i125-201-181-42.s02.a040.ap.plala.or.jp]