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記事No.79に関するスレッドです

「渡辺さんチの奥さん」 / タラオ・バンガイ
チエミさんの25cmLP「チエミの民謡集」全5集は、やはりスゲェ!

当時の週刊誌に「“ジャズ歌手”は、日本民謡を歌うのが必須条件なのか」と言う
皮肉が載っていた。確かにそんなイヤミのひとつも言いたい位、チエミさんに続いて
越路、ザ・ピーナツ、ミコ、スリーキャッツ(隠れた名盤!)、松尾和子、朝丘雪路
さん等「洋楽歌手」は、民謡集を出している。ペギーさんは「南国土佐・・・」だし。
アイドルだった、マー君に非ずマーちゃん(平尾昌章)は、「ロック・おてもやん」
「黒田節ロック」だし。そんな時代だった。

チエミの民謡集の第5集収録の「新・土佐節」は、別テイクが後年の30?aLPに収め
られているが、「渡辺の綱にやりたやこの片腕を」の歌詞が、そのLPの歌詞カードでは
「渡辺の妻にやりたや・・・・」となっている。言うまでもなく「酒天童子」が、片腕を
「渡辺の綱」に切り落とされて、取り返しに来る昔話を引用した歌詞だから、明らかな
間違いである。

渡辺さんチの奥さんが忙しくて、「片腕」が必要だったと、キングの担当者は思ったのか?
それとも旦那が構ってくれないので、ひとり寝用に「片腕」を、な、なんと進呈したいとな?

映画「大江山酒天童子」はでぶりさんの好きな「長谷川・パラリン・一夫」様が橘致忠備前介、
後の酒天童子を演じています。
雷さまが源頼光、勝新が渡辺綱、オールスター競演の映画でした。

No.79 - 2007/09/20(Thu) 19:58:23 [p1043-ipbf315fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp]

Re: 「渡辺さんチの奥さん」 / でぶり
大映の頃は「デブリン長谷川・パラリン一夫」が適当かと思いますが(^^;)

> 雷さまが源頼光、勝新が渡辺綱、オールスター競演の映画でした。

ウワッ、目張りが黒光りしそうなオールスター時代劇ですね。

No.80 - 2007/09/20(Thu) 20:52:34 [softbank221042115103.bbtec.net]

Re: 「渡辺さんチの奥さん」 / タラオ・バンガイ
TV時代劇の中で萬屋錦之介が「あいやしばらく、それは拙者のミスでござる」と
言ったとか。正しくそれはミスでござったろう。

この「大江山酒天童子」でも、渚の方に扮した山本富士子の眉に是非ご注目戴きたい。
同じ人物なのに、眉が天上眉になったり普通の眉になったりする。
撮影時期が違ったのだろうが、全編通して2種類の眉が混在しているのだ。
これは明らかにおかしい。いや可笑しい。一見の価値ありですぞ、おのおの方。

又、茨木童子に扮した左幸子が、北陸訛りなのか「い」と「え」が上手く言えず、
「えばらぎどうじ」と言う。娘の未央さんが母の映画の中では好き、と言うだけあって
中々の熱演なれど、これも可笑しい。

「デブリン・長谷川・パラリン・一夫」様は、この頃は未だ未だお美しくあらせられました。
「えばらぎ」に扮した左幸子とのこの映画のスチールです。

No.81 - 2007/09/20(Thu) 22:51:31 [p2097-ipbf202fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp]