チエミさんの25cmLP「チエミの民謡集」全5集は、やはりスゲェ!
当時の週刊誌に「“ジャズ歌手”は、日本民謡を歌うのが必須条件なのか」と言う 皮肉が載っていた。確かにそんなイヤミのひとつも言いたい位、チエミさんに続いて 越路、ザ・ピーナツ、ミコ、スリーキャッツ(隠れた名盤!)、松尾和子、朝丘雪路 さん等「洋楽歌手」は、民謡集を出している。ペギーさんは「南国土佐・・・」だし。 アイドルだった、マー君に非ずマーちゃん(平尾昌章)は、「ロック・おてもやん」 「黒田節ロック」だし。そんな時代だった。
チエミの民謡集の第5集収録の「新・土佐節」は、別テイクが後年の30?aLPに収め られているが、「渡辺の綱にやりたやこの片腕を」の歌詞が、そのLPの歌詞カードでは 「渡辺の妻にやりたや・・・・」となっている。言うまでもなく「酒天童子」が、片腕を 「渡辺の綱」に切り落とされて、取り返しに来る昔話を引用した歌詞だから、明らかな 間違いである。
渡辺さんチの奥さんが忙しくて、「片腕」が必要だったと、キングの担当者は思ったのか? それとも旦那が構ってくれないので、ひとり寝用に「片腕」を、な、なんと進呈したいとな?
映画「大江山酒天童子」はでぶりさんの好きな「長谷川・パラリン・一夫」様が橘致忠備前介、 後の酒天童子を演じています。 雷さまが源頼光、勝新が渡辺綱、オールスター競演の映画でした。
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No.79 - 2007/09/20(Thu) 19:58:23 [p1043-ipbf315fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp]
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