| <初留、、、蒸留の最初にでてくる蒸留水を初留と言います> 銅製/ステンレス製など、配管に金属を使う金属製蒸留器の蒸留過程では、初留に金属臭というか?金属酸化化合物が多くでます。 特に新しい蒸留器の場合は特に強い。使いこなした銅製蒸溜器では、金属酸化皮膜が出来ている場合は少ない様です。 また、大量生産の大型プラント蒸留所での初留除去は雑味除去とも云われ、5%〜30%と教えて頂きました。
しかし、S.カティーは、蒸留行程の最初の20%に優良な芳香成分があると強調されています。 多くのアロマテラピストの言う通り、確かに初留(純引では初液と言っています、今後「初留」と致します)は素晴らしい香りです、 初留除去は「もったいない」に尽きますので、再蒸留試験してみました。
<初留再蒸留> クロモジ、新しいスチル蒸留器初留除去300cc。 陶製蒸留器純引350にて再蒸留約260cc(蒸気拡散量約13%) キリキリ感のない穏やかな氣水に生まれ変わりました。 低温蒸留で微細な金属成分は鍋に残る。
極とろ火、蒸気を逃がさない為に、氣水帽子、、 蒸留は蒸気には芳香,成分、多くの素材の個性が融合しています、<蒸気を逃がさない>これは良質の氣水を得る大切な約束事。
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No.2060 - 2017/11/02(Thu) 14:33:42
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