[ 掲示板に戻る ]

記事No.345に関するスレッドです

純引 蒸留方法 / 野口純 by Hedawhig [関東] [薔薇]
●2つの蒸留方法
蒸留方法は素材にあった幾つかの方法が在ります。そのうち純引は水蒸気蒸留と熱水蒸留法(ハイドロ煮出し式)が出来ます

水蒸気蒸留・・・・水蒸気を素材に通過させ香り、成分を引き出し結露させ芳香蒸留液を作る

熱水蒸留(ハイドロ煮だし式)・・・ 水と一緒に煮だしその蒸気を結露させ芳香蒸留液を作る

※素材個性によって使い分けして利用します。
水の沸点(熱水蒸留)は限りが在りますが水蒸気の温度は上限がないといわれ、その蒸気力と成分の水溶性を利用した蒸留方法です。

※熱水蒸留:水蒸気蒸留の違い・・・・ 同じ沸点で蒸留する:沸点以上の温度で蒸留出来る
という差が在ります。揮発成分の高い素材の場合、香りの成分は水蒸気蒸留のほうが香りが良いように感じます。
熱水煮出し法は古くから使われ歴史のある蒸留法ですのでどちらも有効な蒸留法と思います。

※冷却温度が低いと、精油が分離しやすくなるということが言われています。
安全で使いやすい良質のハイドロゾルは、精油が分離しないで成分が溶け合っている状態が最良の蒸留液といわれています。冷却温度40度前後が精油がきちんと解け出た優しい蒸留液に感じます。

★6月の薔薇水・・・ 3ヶ月が経過し、芳香を放つハイドロゾルになっています。秋の薔薇が咲き始めています。生花薔薇抽出、是非お試しください。冬の幸せローションになります♪

No.345 - 2008/10/11(Sat) 10:02:41