ザ・ピーナッツ・ファンならどなたもご存知のカテリーナ・バレンテさん。 ピーナッツ・ホリデーの掲示板に集大成ともいうべきCD4枚組のアルバムが 発売されてますよという記事が以前あったので今回少ない年金から買い求めた、 カテリーナさんのファンからみれば物足りない面もあるのかも知れませんが、 私にはこれでお腹一杯です。
ザ・ピーナッツのポピュラーソングのコピー元みたいな印象があるのですが、 情熱の花を除くと他の曲はまったく別物ですね。 ザ・ピーナッツのデビュー年の時点では、まだ思いきったアレンジが出来ず、 お手本にしたという感じでしょうか? カテリーナ盤を踏襲するのであれば2回目の間奏も素敵なので、そのままで コピーしちゃった方が良かったんじゃないかしら? 今でもレコード随想に書いた印象と変わりません。でも当時は流行ったんだ。 http://peanutsfan.net/217.html
カテリーナ盤の「恋のバカンス」のリアレンジが素晴らしいですね。 来日した時、ザ・ヒット・パレードにゲスト出演されて「恋のバカンス」と 「チャオ」を歌ったのですが、「恋のバカンス」はザ・ピーナッツと共演。 それがこのアレンジだったんです。 間奏ではカテリーナ・バレンテのアドリブ的なスキャットが凄い高音で入り、 その凄まじい迫力に圧倒されました。 このアレンジには宮川さんも生演奏のスマイリー小原さんも驚いたのでは?
どういうわけか、このCD(レコードも)の演奏の音色がスマイリーさんの バンドのあの時の感じとそっくりなんです。 もちろんむこうでの録音なのでしょうから、スカイ・ライナーズである筈は ないでしょうが、私の中では不思議感覚です。
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No.320 - 2011/12/19(Mon) 05:42:57
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