はじめまして。『モスラ』やゴジラシリーズで育った東宝特撮&小美人ファンです。
6月末に川崎で『モスラ対ゴジラ』の小さな自主上映イベントがあり、私は手伝いのスタッフでした。 上映会の数日後、訃報がありまして大変驚き、図らずも追悼上映になってしまい、二重の驚きでした。 上映会用に簡単なパンフレット作成を担当しまして、カバーイラストを小美人入りの構図にしました。 イラストは知人のアマチュア画伯に発注したものですが、後で思えば、絵が完成したのは6月15日・・・エミさんが旅立たれたと報道されているその日に、天空の小美人の絵が仕上がったとは、まったく偶然だし、個人的な感慨とはいえ、なんだかちょっと不思議で呆然とするものがあり、場所をお借りして掲げさせていただきます。
私が物心ついた70年代は、ピーナッツのお二人は、大人向けのしっとりした歌を歌う大スターというイメージでした。 ミステリアスで、また、時代の空気もあったのでしょうが、ちょっと影のある大人という感じでした。 『モスラ』や『モスラ対ゴジラ』はリアルタイムでなく、ビデオが普及した時代に後追いで見たため、「こんなに子供っぽい、明るい時代があったんだな」という意外性とギャップが、最初に小美人に感じたことでした。 結婚発表でエミさんは、ステージの上でジュリーが報告する隣で、確か、感極まって号泣されていましたよね。 「結婚して幸せになるのに、なにがそんなに悲しくて泣くんだろう?」と、子供の私には花嫁の心情がわからず、発表のテレビを見ながら、すごく不思議だったことが忘れられません。 ご冥福をお祈りします。
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No.449 - 2012/07/03(Tue) 16:11:50
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