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ドイツには今でもかなりザ・ピーナッツを覚えている方が多いということはNHKの 番組でも紹介されたことがありました。 ベアレコードのCDアルバムの発売がそれを裏付けていると思います。 オランダ語でもEPレコードを2枚出していたりしますので、ドイツ限定じゃなくて ヨーロッパ圏である年代以上の方に馴染みがあるのかも知れませんね。
もっと広範囲には、モスラでの小美人としてのザ・ピーナッツが案外と特撮マニアの 人達に愛されている可能性もあるのではないかと思います。 アメリカでのダニー・ケイ・ショー、エド・サリバン・ショーのテレビ番組を見てて、 小美人と同じ二人だと気づいた人が米国にどれだけいるのかも興味深いです。
さて、ザ・ピーナッツの歌の伴奏をしている楽団についてですが、どこかで書いては おりますが、結構多彩で腕達者なメンバーだと思います。 渡辺晋とシックス・ジョーズが草分けのようですが、恋のバカンスからはリーダーが 松宮庄一郎さんに変わっていますね。社長業が忙しくなったからでしょうか。 また、シックス・ジョーズ名義であっても、構成的にはトラのブラス・セクションが 圧倒的だったりしますので、録音セッションのメインがシックス・ジョーズであった ということだろうと思います。
初期の録音に多いのが、見砂直照と東京キューバン・ボーズ。 一曲だけですが、原信夫とシャープス&フラッツ(なんと、ウイズ ・ストリングス) 珍しいのでは、お囃子(演奏)伊藤素道とリリオ・リズム社中なんてのがあります。 また、ライブ盤では、高橋達也と東京ユニオンなどが実体とマッチしています。 録音セッションだけのスタジオ・ミュージシャンで構成されているであろう楽団名は、 キング・シンフォネット キング・レコーディング・オーケストラ 宮川泰アンサンブル レオン・サンフォニエット オール・スターズ アンサンブル・レオン オールスターズ・レオン アポロン・グランド・ポップス・オーケストラ 宮川泰とルーパス・グランドオーケストラ ブルー・キャビネット・オーケストラ また、ドイツ盤での、ハインツ・キースリング・オーケストラも、そういうオケが 存在するわけでもないように思います。
どういう構成の場合に、どの名称を付けるのかは、その時折々のルールがあったのか、 全く判りません。当事者でないと、聴いている側ではサウンドに一貫性が見当たらず、 推測さえ出来ない感じです。殆どお洒落感覚で、どうでも良かったんじゃないかしら? レオン・ポップス・オーケストラというレコードが色々と出ていたことがありますが、 実体はNHK交響楽団の非公式アルバイトであったとのことなので、実体がなくても 大変に上質なミュージシャンである場合が多いと思います。
信じられないほどの大編成オーケストラの場合もありますし、サウンド的にポップス のバンドじゃない骨太の音色が聴ける楽曲もあります。 このように演奏に傾聴して楽しめる面がザ・ピーナッツの録音にはあります。 そういう時代であったこともありますがザ・ピーナッツのそれは傑出していたように 私は感じます。オーバースペックなほどのゴージャスな伴奏を味わって下さい。
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No.247 - 2011/01/25(Tue) 10:43:29 |