THE SLICKS BBS

ザ・スリックス、次のライブです。

11/12(土)
浜松 Tehom
iNsidEoUt7

出演:
WHIZZ
THE PIANICA
THE SLICKS
etc..

DJ
Masa68
KENGOi!

詳細後報します










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マエストロの指揮棒にまつわる話 / 淳吉郎
♪群集心理もろ出しで あいつがやるから俺もやる
何でもやります うわべだけ
はやりすたりに敏感で♪
そんな唄が、とある13歳の少年の鼓膜を通過しました、ギューン。
そのあと、そいつは彼の心のなかにある琴線(きんせん)という部分を揺さぶった。
少年は斯(か)くして、世間でもてはやされているさまざまな物事に追従すること、それをカッコ悪いと思うようになった。
もしかすると、彼がもともと持っている性格によるところが大きいのかもしれぬが。

5月から6月にかけて国内でアイス・スケートのショーが開催された、らしい。
それは有名選手が出演するイベントらしく、まあ音楽でいうならば「モンタレー」とか「ウッドストック」とか「ワイト島」ってところかもな、って想像した次第。
ふとしたタイミングでそのイベントにおける羽生結弦さんのショーをネット拝見した。
実のところその映像にて初めて彼のスケートに触れたのです。
なぜならわたしは「あの日」から42年が経過した今でも「世間でもてはやされてるさまざまな物事に追従することをカッコ悪い」と思ってしまう輩(やから)。
だから、オリンピック等で彼のスケートを見ることを避けていたきらいがあるんだ。

シンフォニー(交響曲)の中でマエストロの指揮棒が宙をたゆたう。
まるで、バイク乗りがコーナリングの手前でアクセル・オフしてやわらかく廻り、そのあとのストレートで一気にアクセル全開するように。
もしくは、カレーライス店の厨房におけるコックさんのフライパンで、肉や玉ねぎやニンジンが強火で炒められ、そのあと注がれた水が彼らをクール・ダウンさせることなく安定した弱火でビートを刻み続けるように。

マエストロの指揮棒のように、羽生選手は氷面上をたゆたっていた、舞っていた。
ワイルドネスとテンダネスをハイ・スピードの滑走の中に共存させている。
「なんなんだ、これは」「うつくしい」「彼はアスリートではなくアーティストだ」そう感じた。
初めて接した羽生選手のスケーティングにわたしはとんでもない衝撃を受けてしまったのです。
彼のファンになった。
そんななか7月某日、彼が競技を退きプロとしてショーを中心に今後は滑っていくというニュースが報じられた。
わたしはその報を読む、飲酒しながら。

「バッチリだと思います、だってあなたはアーティストですから」
「あのお、音楽でも演奏テクニックはいっぱしなのに肝心かなめのライブやオリジナル楽曲がダサいミュージシャンの方が圧倒的に多いぐらいなんです。いわゆる表現力の欠如と言うやつだら。その点、先日のアイスショーでのあなたの表現力にわたしは圧倒されただに」
「おい、ユズっ(酔いもまわり勝手にあだ名で呼んでいる失礼な男)、いつかキミのショーを観にいくでね。んで、たとえば年齢を重ねて70歳ぐらいでも演っててほしい。その頃には《ハニュー・スロウ・スケート》ってジャンルが確立されているんだ。そしてマエストロの指揮棒はゆっくりと弧(こ)を描(えが)いてるはずさ、イェイ」

B.G.M.「藤井一彦/情熱と呼ぶには」
2022年発表、THE GROOVERSの藤井さん3枚目のソロ作品『月を見ろよ』7曲目に収録。
1枚目2枚目同様、弾き語りのアルバムなんだけど「新しいスタンスで演る」という姿勢がギンギンに伝わってくる傑作だと思う。すばらしい。

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックス、次のライブです。
よろしくお願いします。

11/12(土)
浜松 Tehom
iNsidEoUt7

出演:
WHIZZ
THE PIANICA
THE SLICKS
etc..

DJ
Masa68
KENGOi!

詳細後報します。

No.1631 - 2022/07/31(Sun) 16:37:10
サイエンス・フィクションにまつわる話 / 淳吉郎
映画や文学における自分の中の嗜好性として、サイエンス・フィクション(SF)と呼ばれるジャンルがいまひとつピンとこない。
超有名な『スター・ウォーズ』でさえ一度も観たことがないのだから、これは、まさに、絵に描いたような「食わず嫌い」なのだろう。
「食わず(観ず)して判断するな」もちろんそう思っています。
でも「よし、近いうちに観てみよう」って固くかたく決心しても、気づけば別の作品がわたしのハートん中のソファー(ちなみにハイビスカス柄)にでーんと鎮座し、じーっとこっちを凝視しているのだから、それをチョイス。
まあ、しょうがないら。

ここではとても公表できないわたしの日々の労働状態。
そんな中、自分自身を取り戻せるのが通勤途中における音楽鑑賞タイム。
そう、ぼくはクルマに乗っているんじゃなく、グッド・ミュージックにノセられている、ってわけ。
現時点で自分にぴったりフィットしているそれは、現状にキバをむく反逆の歌や、背中を押してくれる応援歌や、大切なひとや事象を守り抜こうとするラブソングなどではなく、「非現実的な歌」なのです。

非現実的、それはつまり近未来だったり架空ってこと?
それってつまり、あんたがさっき一行目で言ってたSFってこと? スター・ウォーズを観たこともないくせに。
ひゃぁー信じらんなーい。
だがしかし、年齢不詳な彼女がJKの真似して「信じらんなーい」って鼻声で発言したこと自体がヒジョーにヒーゲンジツテキなのですが、わたしにとって。
もちろん、それはSFであるはずがなく。

ここではとーっても公表できないわたしの日々の労働状態の中、俺が俺であるために、ぼくのぼくによるぼくのための非現実的な歌、それはまーったくもって一般的な言葉で唄われていることが多いのです。
ときどき使用されている語彙(ごい)に文学度を感じることもあるけれど、「こんな言いまわし、小説じゃないんだから普通、使わないら」つって感心しちゃう。
そして【母国語による自作曲作成】という点でわたしはおんなじ立場であるから
「くそっ! やられた! ちきしょう!」
「うわぁすげーな、そのアイデアいただきまーす」
「くやしいから友達申請はしないに」
だってさ。

日々のなんやかんやを忘れさせてくれるそれらの文章や歌詞の言葉は、ぼくにとってのマジック・ワード(魔法の言葉)なのです。
だから、そんな言葉をつむぐひとたちの私生活なんて知りたくはないんだ。
だって、おそらく、きっと、あくせくと労働したアカツキに手にする賃金を、税金や年金や保険の支払いに使用するなんてこととは無関係な生活をしているに違いないから……いや、そうであってほしいから。
そーゆーひとこそ、俺にとってのサイエンス・フィクション。

B.G.M.「THE ROLLING STONES/TIME WAITS FOR NO ONE」
ストーンズのアルバム「イッツ・オンリー・ロックンロール」を最近、よく聴いている。
ぼくにとっての「あの頃」を「青春時代」と呼んで差しつかえないのであるならば、まさしくこのストーンズのアルバムは俺の青春時代の象徴なのですが、さっきも聴きながら「イェイっ!」なんてノリノリなわたしは今も青春時代ってこと?

写真:
左側は2012年発表「双葉双一/現代の神話?T」
7曲目収録の『祭りD』にて双葉さんは♪お祭り男の祭りの日以外での日常なんて知らなくていいことさ♪って唄ってる。
右側は2010年発表「VEKTOR/T・T・T・N」
7曲目収録の『他ニ何モ要ラ無イ』にてサカタ・ルイードさんは♪最新の科学薬品で彼女はカラダを削るように洗う♪って唄ってる。

No.1630 - 2022/06/19(Sun) 23:10:06
橋渡しにまつわる話 / 淳吉郎
よく晴れた日曜日の午後、安物の紙パック1.8リットル入り甲類焼酎を買うため、近所のスーパーマーケットを訪れた。
駐車場にクルマを駐めると前方右手に黄色いスクーターがいるのに気づく。
そいつはメーカー車種を当方が知る由もない最近のデザインだった。
初対面なのにその流線型のボディから発せられるナニかから「こいつはタダモノではない」と悟った次第。

【ひとを見た目で判断するな】ってのは、権力者などからの偏見に対する平民の反抗の声のひとつ。
だがしかし、案外とひとがひとを見た目で判断したことが当たっている場合が多い気もします。
音楽を演ってるひとってのは「音楽を演ってる感」がどうにもこうにも漂って(ただよって)しまうように。
「あなた、もしかしてバンド演ってません?」「え? 演ってますけど……」「やっぱりねー」みたいな。

クルマから降りたわたしは黄色いスクーターに向かって歩を進めた。
そこに着くやいなやエンブレムを見ると、そいつは最新型のベスパだった。
「やっぱ、そうじゃんか」つってAC/DCのアンガス・ヤングさん(以後、敬称略)のようにわたしは激しく首肯。だだだだだだだっ アンガぁスっ!
親から子へ。子から孫へ。ひとと同じように、ロックンロールとおんなじように、バイクも先代、先々代の血を引き継いでゆくってことか。

いつだったか、ストーンズのキース・リチャーズさん(以後、敬称略)が自分のバンドのことを問われ、こう言っていた。
「おれたちは上の世代から引き継いだ音楽を下の世代へつなげる橋渡しみたいな役目さ」
ぼくの心のなかにあるロックンロール手帳の何ページ目かに太文字で記された瞬間さ。
一般的には荒くれ者のイメージが強いキースだが、その言葉を発している時の彼の表情、それはまるで【真摯(しんし)】という言葉をそのまま具現化したようなものだった。もうサイコー。

5月某日、ストーンズの新作が発表された。
1977年に行われた小さなクラブでのライブ盤である。
「どうして45年前のライブなの? 彼ら生まれてもいないじゃん」そんな声が聞こえてくる。
そりゃそうさ、だって今は世界中にいろんな《ストーンズ》が存在する時代だから。
どうやら世界中のザ・ローリング・ストーンズ・ファンが今回のアルバムに心をときめかせているらしい、みんないい歳こいて。ね。

アルバムを聴いた。
「やっぱ、そうじゃんか!!!」つって、またしてもわたしはAC/DCのアンガスのように激しく首肯。ちなみに今回はびっくらマーク『!』3個付き。
3個付いてるのには理由があります。
・ヒット曲オンパレードではなく、ロン・ウッドさん(以後、敬称略)が3代目ギター弾きとしてバンドに加入してアルバムを発表した翌年だからこそのセットリスト。
・キースが言っていた「上の世代」の音楽、そのカバー曲を随所で何曲も披露している。
・驚いたことに1977年から数年後に発売されるアルバムの中の楽曲をこの時点ですでに演っている。うん、やっぱりバンドは新曲が命だと思う。

『上の世代から引き継いだ音楽を下の世代へつなげる橋渡し』
これを口からのカッコつけたデマカセではなく、このライブ盤でストーンズは証明している。
あ、そうか、これがホントの「ロン(論)より証拠」ってやつか。
セットリストも曲順がたいへんすばらしー。

B.G.M.「ザ・ローリング・ストーンズ/ライヴ・アット・エル・モカンボ」
サンハウス・鬼平さん監修の麦焼酎「鬼っち」をサンハウスのグラスで飲みながら、ストーンズを聴いている。

No.1629 - 2022/05/27(Fri) 00:09:42
チャリ2ケツ少年たちにまつわる話 / 淳吉郎
はっきりとした年月は覚えていないのだが、80年代末期から90年代初期ぐらいの頃、週末・昼頃に音楽番組が存在していた。
司会者は泉谷しげるさん。
プリンセス・プリンセスがゲストで出演したとき、彼がプリプリの5人にこう言ったのを昨日のことのように覚えている。
「ポップであることが非常に重要なんだよ。ポップスじゃないぜ。ポップね」
ぼくの心のなかにある『ロックンロール帳面』の何ページ目かに、太字でしっかりと記された瞬間です。

クラシック・ミュージックっつーのは、得(え)てして難解な音楽と思われがち。
小学校や中学校の音楽授業における「レコード鑑賞」での先生の説明の仕方が原因かも。
そもそも先生自体がいろんなジャンルの音楽に興味を持っているのかってことがポイントだったりして。
昨年より投稿文で幾たびか記しているマイブームのベートーベン、それは現在も継続中。
ピアノ・ソナタであれ、バイオリン協奏曲であれ、交響曲であれ、荒々しさ(ワイルドネス)とやさしさ・細やかさ(テンダネス)が1曲の中に共存している。
まるでチャリンコのふたり乗りのように。
もしくはパンチのある辛さのなかに、マイルドなフレーバーもあるカレーライスみたいに。
そして、なによりも強力なのは、彼の楽曲から放たれるメロディーのポップさです。
チャリ・2ケツ少年たちの一方のTシャツがスヌーピー柄で、もう片方がミッキーマウスな感じ。か。

数あるベートーベンの楽曲のなかでも多くのひとが知っているのは♪ジャジャジャ ジャぁ〜ん♪交響曲第5番「運命」でしょう。
音楽を含め絵画・文学・映画・落語などなど、どんな表現フィールドでも作品にはタイトルが付いている。
その「タイトル」を確認したわたしたちは作品を聴く、観る、読むその寸前まで想像力のカプセルをひとつ飲み込んでイメージをすることができる。

だがしかし、実はベートーベンに限らずクラシックでは、「運命」のように曲名が付いてる場合より、第〇番つって番号で呼ばれるだけで曲名が付いていないことの方が圧倒的に多い。
曲名が付いてる作品はいわゆる「名曲」として認識されている気がするし、それこそ音楽の授業でも採用されることが多いような気がするんだけど、そこんとこ実際はどうなんでしょ。
そして、なによりもクラシック音楽を作成していた当時のすべての作曲家の方々が、「とあるイメージを抱いて」作ったはずの自作曲に対し、タイトルを付けたかったのかどうかを知りたいのです。
そう言った瞬間、
「なーに、くだらねーこと、つぶやいてんだー、バーカ。とっととスリックスの新曲作れよー」
チャリ・2ケツ少年たちがクネクネと蛇行しながら、ドクター・マーチンを履いて徒歩するわたしを追い抜いていったゴールデン・ウィーク。

写真:ベートーベンは9つの交響曲を作っています。
4月某日、ようやく全部の音源がそろいました。
単体で1枚だったり、複数で1枚だったり、結果としてダブってしまったり、ダブっていても指揮者や楽団が違っているから別物とも言えるし。
はぁー、こーやって大人を悩ませるクラシックは、いたってポップだー(笑)

No.1628 - 2022/05/03(Tue) 18:52:03
確率とミラクルにまつわる話 / 淳吉郎
「誕生日が自分とおんなじ有名人は誰だろう」
どんなひとでも、そんな興味を抱いたことがあるでしょう。
そして街角(まちかど)インタビューにて、4月に入社したばっかりな地元放送局の新人女子アナウンサーからその質問を受けたのなら「わたしは○○さんと誕生日がおんなじでーす」と、あなたは胸を張って即答する。ら。

もし、その有名人が大好きなひとであったならば、これはある意味においてミラクルとも言えるし「自分は選ばれたんだ」なんつって自意識過剰になっちゃったりして。
だがしかし、世の中には「ミラクルなんて信じないぜ」っつー冷静沈着な現実派も存在するわけで。
彼に言わせれば「単なる365ぶんの1の確率っすから。366人集まれば最低ひとりはおんなじ誕生日のひとがいますから」。

ぼくのバンド、ザ・スリックスのライブは年間数回。
おまけにこの状況下、ここ2年間はホントに減った。
そんな中、4月2日は浜松G-SIDEでライブを演りました。
集まってくれたみなさん、ありがとうございました。
正直なところ、直前までライブを演るかどうかわたしの気持ちは逡巡(しゅんじゅん)した。
いわゆる淳逡巡、じゅんしゅんじゅん、である。
ひらがなにすると極めて平和なニュアンスだが、わたしは悩んだのさ。
そしてぼくたち、ザ・スリックスはマスクを着用して演奏することにした。

出演順にZん、THE SLICKS、FUN CLUB、南シナ会、The good time rollers。
この日、全5バンドの演奏スタイルはジャンルとしておんなじではなかった。
だけどが、なにかしらの接点をすべてのバンドにぼくは感じたし、ライブもサイコーだった。
おそらくそれが主催のグッタイムローラーズ・こうきくんの狙いだったのではないかと思っている。
こうきくん、誘ってくれてありがとうございました。

ちなみにこの日、4月2日は清志郎の誕生日だったから俺は彼のTシャツ着用で演奏。
そーいえば、前回ライブの12月18日はキース・リチャーズの誕生日だった。
そーいえば、前年2月14日のライブは実父の誕生日でありシーナの命日だった。
あ、いやいや、ぼくは「選ばれたバンドだ」なんつーコーマンちきな自意識を、これっぽちも持っていないですし、ましてや「365ぶんの1の確率ですから」なんつー冷静さも持ちあわせておりません。
信じているのは、ロックンロールを始めとするすべての音楽が持っている「これってミラクルじゃないか」って思わせてくれるパワーかな。

B.G.M.「忌野清志郎/世間知らず」
土曜日のサービス休日〇勤から夜9時前に帰宅後、我が家B.G.M.は知らぬ間に清志郎祭りとなった。
うん、俺は永遠のサタデーナイトを希望する。
写真はライブ時の着用Tシャツと今週末B.G.M.の数々。

No.1627 - 2022/04/10(Sun) 02:26:45
分類と天国への階段にまつわる話 / 淳吉郎
人類を無理やりふたつに分類するとして。
生活しているのは赤道の北側か南側か。とか。
利き腕は左か右か。とか。
ロック・ミュージックにグッとくるか、なーんにもこないか。とか。
いろいろな分け方があります。

住んでいるのがどこであろうとも、利き腕がどちらであろうとも、流れてくる激しいビートにノレようがノレまいが、それは大した問題ではなく、どちらでもオッケー。
生きて、生活できているだけで充分な気がする。
生きていることそれ自体がすっごくラッキーなことだし、生きているからこそ**だってできる。**の部分はみなさまの随意でどうぞ。
3月というのは特にこんな気持ちになります。

ロックにグッとくるひとのなかでこんな分け方がある。
レッド・ツェッペリンにグッとくるか、なーんにもこないか。
長いロックの歴史のなか、満天の星空のごとくバンドがあるけど、ビートルズ、クラッシュ、ダムド、キンクス、ピストルズ、ストーンズ、フーなどではなく、ここはツェッペリンなのさ。
プロ・インディー・アマチュアミュージシャン問わず、またリスナーとしてロックにかかわっている方々も含め、ツェッペリンにグッとこないひとがけっこういることにある時、気づいたんだ。
「へぇ〜」つって塀(へい)のそばで屁(へ)を垂れたガキんちょのような声をわたしはあげたのさ。
なぜならわたしはツェッペリンが大好きだから。

高校生の頃からレコードで聴き続けていたとあるバンドの音源をあらためてCDにてクルマのカーステで聴いてみると、「こんな音が鳴っていたんだ」みたいな新たな発見があることに今更ながら気づいた2月某日。
基本的にレコードで持っている音源はCD購入しないんだけど、同じころネットでツェッペリンのスタジオ音源全9枚を収録したCDボックスの存在を知った、おまけに4曲の未発表曲も収録というじゃないか。
ぼくの右手は「意識と無意識」「ここにいるべきか向かうべきか」「闘うか逃げるか」なんつー、標高数百メートルに及ぶ【選択の垣根】を軽々と飛び越えると、購入ボタンをプッシュしていた。あちゃあ。

人類を無理やりふたつに分類する件については下記の分け方もある。
手前勝手な理由のもとに武器を使ってひとや生き物を殺める(あやめる)ことができるか、できないか。
武器を使ってひとや生き物を殺めるなんてことがオッケーであるはずはない。
2月某日、戦争が始まってしまった、そして一か月が経過した今も続いている。
かの国の大統領、彼は自分の戦闘指示がひとや生き物を殺め、ひとびとからこれまで**していた日常の生活を奪っていることをどう感じているのだろう。
どう考えてもあなたは『天国への階段』を買うことはできないはず。

B.G.M.「LED ZEPPELIN/CODA」
1982年発表、ツェッペリンのラスト・アルバム。ボックスではこのアルバムにボーナス・トラックとして未発表曲4曲が追加収録。
ロックの分類というかジャンルで呼ぶところの「パンク」「モッズ」というロックが大好きです。
今回、ツェッペリンの全アルバムを聴きなおしながら、あらためて思ったことは、彼らはブルースを始めとする世界各国のルーツ・ミュージックを下敷きにしたオリジナルをたくさん作っているバンドだったんだってこと。
ブルース関連の楽曲に至っては完全に「ブルース曲調」をぶっ壊して自分たちの楽曲にしているのもある。
うん、つまり、俺の中で彼らレッド・ツェッペリンはパンクやモッドの要素が詰まったバンドだったってことに気づいた次第。

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックス、次のライブです。
みなさまのご来場お待ちしております。
よろしくお願いします。

4/2(土) 浜松G-SIDE
STIR YOUR SOUL VO.1
\1400(+1D)
open 18:00
-BAND-
The good time rollers
南シナ会
Zん
FUN CLUB
THE SLICKS

-DJ-
喝!凡 (松本 隆ONLY)

No.1626 - 2022/03/28(Mon) 00:48:27
飛び出す絵本にまつわる話 / 淳吉郎
通称なのだろうか、飛び出す絵本という書物がある。
読みながらページをめくっていくと、突如ぶぉーんと絵柄が立ち上がってくるあれです。
幼少のころ、ともだちの家で初めてそれに出くわしたときは衝撃だった。
書物というX軸Y軸2次元・物体が、いきなりプラスZ軸の3次元になるのだから。
わたしに限らず、世界中のちびっこたちはみんな、それを体験した瞬間「なんだこりゃぁ」つって腰を抜かす。、
んで、あれを発明した人はその光景を見ながら草葉の陰でニヤリと笑う。

ティーン・エイジャーの頃にレコードで感動していたバンドのライブ、もしくはライブ映像を数年後にようやく体験した時もおんなじだった。
「うわぁ〜本物だ〜。ジャケットと顔が一緒だ〜」つってぼくは3次元空間に放り込まれた。気がした。
なぜなら、足が地に着いていないから。
つまり、浮き足だっているってわけ。
動画サイト等を利用し、容易にライブを体験した気分になれる現代は便利だと思う。
だがしかし、簡単に手に入れてしまわないほうがいいってことが、この世の中にはたくさんある。
風船と違って、「想像」ってのはどんなにプクプクふくらませても破裂することがないのです。

1980年代初頭からアイドル、タレント、俳優、そしてミュージシャンが本を出版するようになった。
もちろんゴースト・ライターという存在はみなさまご承知のとおり。
レコードやブラウン管の向こう側の存在だった「その人」が執筆する、それはとっても異次元な出来事だった。
先ほど申し上げた「2次元が3次元に……」の逆で、立体映像が平らな書面になってしまうのだから。
わたしの個人的な見解として「憧れの存在の秘密を知りたくない」ってのがあります。
だから、そのような出版物であんましバラさないでほしいんだ。
「謎は謎のまま」そんなことが幾つかでもあれば、それこそ人生はワンダーランド。

2月10日、マーシーこと真島昌利さんが『ロックンロール・レコーダー』という本を出版しました。
歌詞におけるマーシーの作風を知る人は、彼がどれほどの文学青年なのかを想像することが、おそらくできる。
曲調におけるマーシーの作風を知る人は、彼がどれほどの音楽青年なのかを想像することが、おそらくできる。あ、ロック青年ではありません、音楽青年です。
その彼がついに本を出版。さ。
その報を受けた時のわたしは飲酒をしていたことも相(あい)まって、感動のあまり愛猫ミックと秘技:ネコじゃネコじゃ踊りを乱舞してしまった次第。
もちろん、本は浜松で一番カッコいい本屋さん、浜松市浜北区に存するフェイバリット・ブックスLに注文した。

2月某日、フェイバリット・ブックスLから帰宅したわたしは購入したばっかりの本を部屋で開く。
「ぶぉーん」巨大な音が鳴り響いた。そんな気がしておもわず本を閉じてしまった。
数秒後、我にかえったぼくは落ち着き払った態度で、ふたたび本を開く。
「なんだこりゃぁ!」
瞬時にわたしの脳内銀幕スクリーンで幼少の記憶がリバイバル上映。
様々なレコードとの出会いとその興奮、それを独特な比喩表現で色づけしたマーシーのそれはまさしく「飛び出す絵本」のようだったんだ。

B.G.M.「沖縄の歌/V.A.」
新たなマイ・ブームが生まれました。

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックス、次のライブです。

4/2(土) 浜松G-SIDE
STIR YOUR SOUL VO.1
\1400(+1D)
open 18:00
-BAND-
The good time rollers
南シナ会
Zん
FUN CLUB
THE SLICKS

-DJ-
喝!凡 (松本 隆ONLY)

No.1625 - 2022/02/23(Wed) 00:40:59
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