| 世界のすべてはあるがままに渾沌の場であって、 人はその側面に応じてそれらをあたかも経験していると。 ただそれに浸ること、 苦悩であれ、苦しみであれ、それも単に状態であると。 そういってしまうことも、たしかにできると思います。
根源は渾沌だろうか。 人はそこに戻るのだろうか。 そこでは、いいもわるいもない、ただ起きている、 あるいは、 そのように見る地点があると。
そのような境地に、 もし、嵌まっているだけとするなら 人は、人、であれるでしょうか。
その、人、とは おそらくは、 そうしたところに、依るでもなく依らないでもなく、 の人であるかも知れません。
それでもやはり、 見る、 という状態にあるとき、 人は、とある位相であるしかないのだと、思います。
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No.1058 - 2008/09/06(Sat) 19:21:31 |