その体験は起こることです。そう呼ぶならばですが、日常の意識状態から、超意識状態に、ほとんど瞬間に、変化します。どういうわけかubik0101の場合は、その始まりと、変化しつつある状態と、その完成が、自覚されました。そこでは、これまで否定してきたこと、いや、世界が総活動しています。
くり返しますが、そこで最初に見たのが、自我の仕組みでした。まず、自分があって、人は、なにか見たり聞いたり思考するのではありません。なにか見たり聞いたり思考することによって・・・予め・・・つまり時間を遡って過去に、その自分という仮の中心、自我、がつくられるのです。それは虚構です。
たったこれだけのことです。それは、この自分がなければ、どうして見たり聞いたり、思考したりできるだろう。という、あまりに明白で疑いようがない暗黙の理論を背景にしているので、もし誰かに、なにかを見たり聞いたりしてる、その自分は何?と聞かれたとしても、自問しても・・・そのことによって、その自分がつくられてるという・・・思いもよらないほど単純な仕組みかもしれません。それを見たのが、そこで与えられるとも、はじめからそうだった、だけではない、自己、です。
続きます。
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No.2570 - 2010/07/29(Thu) 08:09:44
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