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記事No.3602に関するスレッドです

差の認識 4 / ubik0101
ふつうは、なにかを見たり聞いたり思考したりする・・・知覚/意識・・・その範疇の内にいれば、その範疇の外には出られません。それは、総てが、その内部なので、どうやったって、纏まりのある《ひとつ》です。 それはそれで整合性があります。

たとえば、心理の範疇では。ほとんどの場合は、ほかの誰かを批判しても、それはそうしてる自分の投影でしかありません。

ほかの言い方では、意識の外は空想するしかなく、その空想をしてるのは自分でしかないのに、空想の相手を事実と見なして、その空想の自分と自分が闘ってる。と言えます。すべて自分で、その外はない、です。

そして、嫌な人と離れるとか、好みの人と近づくとか、それが出来なければ非難・正当化とか暴力とか、そんなことを観察するとか、自分の心理は人間関係・・・社会・・・それが展開してる世界・・・に影響を及ぼすことができます。

No.3571 - 2011/07/27(Wed) 10:40:56

Re: 差の認識 4 / ubik0101
続きです。

つまり心理の範疇も、また心理の範疇で起きることと世界に起きることも・・・明確な断絶はなくて、なにかの繋がりがあります。 そして、みんなが同様な空想をして、それを事実と見なして会話できたりもします。

また、物理的なことでも、ほかとは完全に独立した個別のものは、知覚されないでしょう。なんだかの法則が、人によって異なることはないでしょう。ほかの生き物と、身体を構成する原子は交換可能でしょう。どの生き物も、見る聞くとかの範囲は違っても基本は、たぶん同様でしょう。どの公園の染井吉野も一本の桜から、挿し木で増えたのです。

そういえば、知覚・・・たとえば眼は単なる窓で、世界と素通しです。こちら、この自分の眼の奥に、空間が浸透しています。これが、見える、ということです。聞くということは、その空間が知覚にとってですが、ない、ということです。

このようにいろいろ《ひとつ》なことの有り様を挙げることができます。たしかに整合性があります。しかし、これが、ほんとうに真理なのでしょうか?例外なく、そうなのでしょうか?

No.3572 - 2011/07/27(Wed) 10:43:55

Re: 差の認識 4 / ubik0101
続きです。

もしそれだけとするなら、ここで繰り返し言ってる、自分。それは意地悪な見方をするなら、意識とか、知覚とか働きによって、その反応によって、生じた自我ではないでしょうか。

たとえば磁石に接近した鉄片が磁気を帯びるように・・・それは反応なので、心理、人間関係、物理・・・世界・・・その反応によって生じてる、自分、なので、いくら時間、空間を延長しても、空想しても、その反応の外に出られないので《ひとつ》ではないでしょうか。

では、自分、とは、反応で生じてるだけでしょうか。これは、ほんの微かに秘かに、そうでない・・・反応ではない自分・・・というのが見え隠れするのではないでしょうか。 でも、この話の前提になってる、反応ということが、なぜ起こるり得るのでしょう。これは実は不明瞭なのです。

このように思考というのは、なにかを判断したら、そうでないことが微かに見えてくる・・・で、その判断は実は曖昧・・・そして、そのそうでないことも実は曖昧。なにかの思考は、そもそもその前提が不明でなければ困難、ということかもしれません。

No.3573 - 2011/07/27(Wed) 13:47:02

Re: 差の認識 4 / ubik0101
続きです。

また、こういう話の展開ではなく、 世界は自分、という表現があります。これは表現通りの事実でしょうか?どうして、世界が自分なら、世界が知覚されるでしょう? また自分は知覚されませんが、それは、どうして、そうなんでしょう。

また、たとえば世界と自分に。相対がないということにおいて、相対がないと認識できるというのは、それが・・・さまざまあり得る・・・人の一形態、だからではないでしょうか。こんなことが、どこか曖昧だから、世界は自分、とかも表現できるのではないでしょうか。

おそらく、どのような思考、世界観も、そのことが成立するためには、立場、根拠、偏りを要します。そのことが、なにかを真摯に正確に思考するなら、その思考そのことが、微かにその思考の破れを開示します。それで、いかなる世界観も成立しないのではないでしょうか。

でも、こんな思考の運動はできるし、この見えたり聞こえたり、泣いたり笑ったり、食べたり寝たり・・・そのそのことさえ、なにが何だか解らない世界・・・それがそうでなくてはならない、それゆえに可能になってる機能があるように思います。

おそらく、そうでなければできないこと。それが、この生にあって生に依存できない・・・死にあって死に依存できない・・・生死あるゆえに、生死の解脱、が可能ではないでしょうか。そこで、世界は、なにがなんだか解らないで、構わない、でなくてはならない、ではないでしょうか。そんな機能が、この世界ではないでしょうか。

No.3574 - 2011/07/27(Wed) 13:59:14

Re: 差の認識 4 / peer
>こういう話の展開ではなく、 世界は自分、という表現があります。これは表現通りの事実でしょうか?

だから、まあ、世界は完全に投影なのでしょうね。
悪い事をしたという自覚があると、世界が変わるでしょ。
悪い事をしたという意識が、世界と言う姿で現れる。
人の中に何があるかで、世界が現れるのだから
ひとりひとり、違う世界に生きている。
自分で自分を見る事の出来ない人間は、世界を見て
自分を知るんでしょ。
どんな世界に生きているか・・・どんな自分なのか。

No.3576 - 2011/07/29(Fri) 04:40:05

Re: 差の認識 4 / ubik0101
そ、いえば。小学2年生、片田舎の木造教室です。音楽室みたいなところで女先生がオルガンを弾いて、オクラホマミキサーを踊る練習をしました。あんまり運動神経はよくないけど、なんか凄ーい、踊りを覚えられるんだ。と自分に驚きながら、練習していました。

とくに女の子の手をとって上に挙げて、どうやってその子を、くるっと回転させたらいいんだろう?が不安だったのですが、いざとなると、なぜか女の子は自然に魔法のように回転するんです。ああ、これもなんか凄い、そんな感覚でした。

それで練習が終わり、初めて隣のクラスと一緒に踊ることになりました。すると、同級の男の子たちが、きゃーきゃー言って逃げるのです。なぜ?って聞いたら、隣のクラスの女の子の一人が、凄く可愛いのだそうです。その女の子から、逃げてるのです。

ふ−ん。そんなの、なんだ。と思いました。というわけで、オクラホマミキサーが始まりました。あと3人でその女の子・・・緊張する自分が判りました・・・と、その女の子が近づいてきて・・・その眼を初めて見たのです。

その瞬間、ズームのように、その女の子の顔が急激に拡張して、自分という視線の始まる面を突き抜けて(SF映画のワープのように拡散して)その女の子が見えなくなったのです。その瞬間に初恋でした。そんなことを、いきなり思い出しました。

>自分で自分を見る事の出来ない人間は、世界を見て
>自分を知るんでしょ。
>どんな世界に生きているか・・・どんな自分なのか。


それで知れるのは属性、かな?でも、それは、それでありで。《ひとつ》も、ありで。そじゃなくて、解脱の機能が世界、もありで。この自分が善くありたいということとして、世界が善くありたい意志がある、もありで。あんなこんな総て許諾してる、それ、世界に。なんとなく親しみ愛情みたいなことを感じてしまいます。

コスモスの花の上で、なにかの虫が、ほかの種類の何かの虫を捕まえてるようです。どの花びらの一枚が抜けても、世界というコスモスは、そのコスモスではなくなるでしょう。でも、その、花びらの数は限定されてないようです。

No.3578 - 2011/07/29(Fri) 16:16:49

(No Subject) / 咆哮
秩序の上で奪いあい
ふ、深いです。

No.3580 - 2011/07/29(Fri) 20:44:29

Re: 差の認識 4 / ubik0101
いつもこれしか言わないけど・・・そして、朝、
ご飯と味噌汁、蝉の声、
そんな不思議を生きてる・・・ その自分は、何?です。

No.3581 - 2011/07/30(Sat) 09:03:15

Re: 差の認識 4 / peer
>この自分が善くありたいということとして、世界が善くありたい意志がある、

今週ヒマがあったので〜北斗の拳というマンガを見てました。
出て来るヒーロー・準ヒーローたちの人生の目的が
崇拝する女性を守ること・・・であった。
この人を守る事が、生きる理由〜と当然のように語るヒーローたち。
男は強く潔く、女は清く気高く。

まっ。なんだろうかなぁ
自分を捨てて何かを守ることで自分の価値が高まる
みたいな。男の子のロマンなんでしょうか。

No.3582 - 2011/07/30(Sat) 10:16:18

Re: 差の認識 4 / ubik0101
あ、たたたたたた。お前はすでに死んでいる。ひでぶ。これだけ、なのです。ストーリー展開が問題ではないのです。たしかに分析すれば、「自分を捨てて何かを守ることで自分の価値が高まる」のです。

が、そう冷静に計算しないところで。なにか情熱に突き動かされて宿命に立ち向かう・・・その切なさ、その痛み・・・それを共に生きてるところ、それが男の子の浪漫なのでした。カムイ外伝、バオー来訪者、サイボーグ009、デビルマン、百億の昼と千億の夜、寄生獣とか、お勧めです。

>>この自分が善くありたいということとして、世界が善くありたい意志がある、

あれは善い、これは悪い・・・非難と正当化・・・この世界において、さんざん善悪に弄ばれて、それを学んでいるのが自我です。 その自我が完成すると、それは破棄されるのではなく、善悪のないところで、倫理的になります。どんな戒律とか、善因善果とかも要せずに、です。そこで、これは、なぜ、こうなんだ?ということです。

No.3583 - 2011/07/30(Sat) 20:04:23

Re: 差の認識 4 / peer
>なにか情熱に突き動かされて宿命に立ち向かう・・・その切なさ、その痛み・・・

まっ・・・だからね。敵が必要なのかも。そして守るべきモノも。
な〜んか、そのあたりが神意識につながるような気がします。
神によって許される。ようなナニカ。
男の子が、大人(男になる)ためのイニシェーションが必要になる。
わりと、その手の文化が、どこにでもありますが。

No.3584 - 2011/07/31(Sun) 02:00:18

Re: 差の認識 4 / ubik0101
それで、その女の子、愛ちゃんという名前でしたが、消えたんです。ホワイトアウトしたのです。それでも踊ったのでしょう。どうしたんだろう?という感じがあって、自分の手を上に挙げたとき、 愛ちゃんのいる辺りを、じっと眼を凝らして見たのですが、やはり見えません。ただ視線の上辺に、幽かに木造教室の風景が見える気がしただけです。

まあ、あれですよ。神は消えるんです。まだ距離がある間は、その神の概念を感じられるのです。繰り返しますが。まだ、その概念がある間は、どこか神は自分と距離があるので、それを感じられるのです。その概念がなければ、自分は神だ。もないのです。やはり知覚は差の認識・・・さて雨上がり、これから庭作業です。

きゅうり、です。なんか、みんな曲がってます。

No.3586 - 2011/07/31(Sun) 11:25:05

Re: 差の認識 4 / suho
> きゅうり、です。なんか、みんな曲がってます。

なんかかわいい。

No.3590 - 2011/08/01(Mon) 21:56:59

Re: 差の認識 4 / ubik0101&hato

まっすぐにするには、なにか技があるのかな?とか思うのですが・・・とにかくトゲトゲが、痛いくらいにあるんです。

ところで《素にして豊かな空性写真機》略して《素カメラ》、こんど海に持っていくのが楽しみです。

ubik0101

小さくてみどり色の、しゃくとり虫みたいなきゅうり。

どんな画像になるのか、楽しみです。

hato

No.3591 - 2011/08/01(Mon) 22:51:34

Re: 差の認識 4 / suho
> ところで《素にして豊かな空性写真機》略して《素カメラ》、こんど海に持っていくのが楽しみです。


わははは。素カメラ。
海、バシバシいっちゃてください。
けっこう青も綺麗に出るはずです。
ウビさんの素がそのまま写るのだ。ふふふ。


> 小さくてみどり色の、しゃくとり虫みたいなきゅうり。
>
> どんな画像になるのか、楽しみです。



確かに楽しみです。
はとさんの写真も楽しみだな〜^^

ところで、僕の勘では、今月は、全国的に地震が活発になる予感です。
どうかお気をつけてくださいね。

No.3595 - 2011/08/02(Tue) 00:43:00

Re: 差の認識 4 / 咆哮
そのキュウリ、外敵から身を守っているのでしょうか?
そもそも前提がキュウリにおける『敵』ですが…

ふーお腹が痛い、こんな時は
ホットミルク、自分にミルクを蒸留します

No.3598 - 2011/08/02(Tue) 15:45:16

Re: 差の認識 4 / ubik0101
>そのキュウリ、外敵から身を守っているのでしょうか?

そもそも曲がっても守れない?かもしれません。じゃ、検索。というわけで、こんな↓理由が見つかりました。とりあえず、まんべんなく水を撒いてみる、でいいのでしょう。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211902687

それで、真っ直ぐにするには、きゅうりに重りをつけて下に引っ張る。農家では曲がったのは捨てる。とかも、ありました。けど・・・自然の範囲で、いいようです。

No.3599 - 2011/08/02(Tue) 16:55:22

Re: 差の認識 4 / hato

咆哮さんも、なかなかわからんちん。

と、思いました。

No.3601 - 2011/08/02(Tue) 19:16:57

Re: 差の認識 4 / ubik0101&hato

ところで、西瓜をジューサーにかけてみました。これは、ジュースとして最高ランク、と思います。一緒に映ってるノンノンは、これで見ると痩せてますが、羽がふくふくしてて、ルンルンより重く感じます。

ubik0101

ふと思いついて、ノンノンに向かい、どこかで読んだ「あたり前田のクラッカー。あたりまえだのクラッカー。。あたりまえーだのクラッカー。。。」といってたら、ubik0101さんに大受けでした。が、「ノンちゃんが、ほんとにそれ言ったら、ヘン・・」てことで、まずは「おはよう」。からにしました。

あちこち目移りして落ち着かず、我が家の鳥ちゃんたち、なかなか言葉を覚えません。

西瓜ジュース、とても美味しいです。

hato

No.3602 - 2011/08/02(Tue) 20:39:46