みどりの庭の、その家は
ubik0101さんと入る前の7,8年間、たまに関係者が集うだけの、ほとんど、空き家でした。さまざまな事情が兼ね合い、わたし達夫婦が庭を見、住まうことになりました。
自分たちの所有でないながら、自由にしてよいその庭は、ごく小さな草原ともいえるような、懐かしい、緑の香りのする、原っぱでした。
宵越しのお金は殆どないに等しい、といって、貧しいと思うこともない生活は、折々に、調度よい仕事をして、まかないます。敷地や家を、整備し、庭菜を育み、調理して食べ、できるときは、とれた野菜や草花を、隣人に分けることも幸せです。よく散歩をします。ときどき、お茶を飲みに行きます。お金のないことを、不安に思うことがむつかしいので、それが少し気がかりなことと、言えるのでしょうか。
健やかなとき、病めるとき。
雨の日風の日、そして、晴れの日があります。
日々是、好日を。
3年間職安に通って仕事が見つからないと、一人暮らしの知人から連絡がきて、できたて乾燥ハーブと、ubik0101さんスペシャルを持って、出かけました。
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No.4072 - 2012/05/13(Sun) 11:55:35
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