| こいうことです。なんか問題があって苦痛とかがあったとします。それから逃げないで、両足を踏ん張って、じっと相手、つまり苦痛の眼を見て、その中心に向き合うのです。それだけで、ボールは飛んでこないのです。逃げ惑うと、ボールを背中にあてられて、そこでアウトです。つまり、投げられるボール、それに立ち向かえばいいのです。
それが実は一番簡単な方法です。ほかの人に助けを求めたり、Aさんが、いやBさんが問題とか原因を追及したり、自分の立場を守ろうとしたり、優劣、損得、善悪、条件を判断しようとしたり、噂話したり、気晴らしを求めたりする、それはどうやっても問題の範疇の運動に過ぎず、複雑で困難な方法です。
そんなことは、みんな逃げで、ボールを後ろから投げられるのです。たとえば押し寄せてくる苦痛だけではなく、なんかの行動が求められる場合でも、一番したくないこと、自分が傷つきそうなことでも、問題解決の最も簡単なこと。それに切り込むのです。
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No.4357 - 2013/07/30(Tue) 07:02:00 |