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記事No.4725に関するスレッドです

(No Subject) / ubik0101
もう数年前になりますが、手術の後、集中治療室で寝てると。先生、先のことを考えたことがありますか?そうか、ありますか。それで不安になって、飛び降りたのです。と、隣のベッドの高齢のCENSORED未遂患者が医師に話していました。

そうなのでしょうが、過去未来を思考するから不安なのでしょうか?という疑問が生じます。そうでなく不安が、未来を思考したら、不安です。屈辱が、過去を思考したら、屈辱です。も、ありそうです。

たとえば明日はエンジン草刈り機で作業だ、と思考するとして。面倒が、明日は草刈りだ、と思考すると面倒で。不安が、思考すると、不安で。楽しみが、思考すると、楽しみでしょう。明日は映画だ、結婚式だ、とかでも同様です。

No.4715 - 2014/08/21(Thu) 09:51:46

Re: / ubik0101
ここで思考は、特定の個別のなにかに絞り込まれた具体的な、たとえば貯金残高がいくらだとか、過去の出来事とか、アイテムとしての思考だということ、です。たとえば不安は、その思考という拠り所をつかまえることで不安を持続できます。

そして、その拠り所、思考は・・・あーでもない、こーでもない、どーでもない、と限りなく展開でき得ます。くり返しでき得ます。その思考は空想です。

つまり、特定の個別な具体的な思考でありながら、限りがない空想です・・・そのような矛盾のループ形式にあって、いわゆる心理的思考、葛藤が成立し得ている、ということです。

No.4716 - 2014/08/21(Thu) 09:53:45

Re: / ubik0101
しかしそんな形式はその形式に根拠があるだけで、その外に、なんの根拠もありません。たとえば貧しい、嫌われてるからといって、それを根拠にして思考のループに加えなければ、それが根拠にはなりません。また、そのようなことは変化し得ます。

また、たとえば不安は、心配に変わり、怒りにかわり、憎しみに変わり・・・条件が変わるだけで、慈しみにも変わる・・・つまり、それもたしかな根拠がないのです。この根拠のなさこそ・・・いかなる根拠もない・・・実は、それだけが平安です。

どうでもいいですが手術の前日、医師と看護士に、睡眠誘導剤を出しますか?と聞かれて、とくに眠れないとも思わなかったので、いいえ、と言いました。ふつうに眠りました。

No.4717 - 2014/08/21(Thu) 10:06:54

Re: / ubik0101
あーでもない、こーでもない、どーでもないの思考は、ないことの空想です。それは数?に限りがない、です。けど、いま眼の前になし得るあることはこれ、ひとつ、です。これほど簡単なことはありません。
No.4718 - 2014/08/21(Thu) 15:30:24

Re: / ubik0101&hato

昨日,御前崎の灯台まで坂を上ってみました。

凄いパノラマが眼下に広がり,ちょっと上るだけで,けっこう景色が違うようだと驚きました。

残暑の夏の,青い海。

太陽の輝きが海に反射して,光でできた海のようでした。

No.4719 - 2014/08/21(Thu) 22:40:34

Re: ubikさんへ / 図書館閲覧者
こんにちは。お久しぶりです。
ちょっと質問してみたくなりました。


>不安が、未来を思考したら、不安です。屈辱が、過去を思考したら、屈辱です。

> 面倒が、明日は草刈りだ、と思考すると面倒で。不安が、思考すると、不安で。楽しみが、思考すると、楽しみでしょう。

>たとえば不安は、その思考という拠り所をつかまえることで不安を持続できます。


不安や面倒さや楽しみは、通常「感情」或いは「気分」という範疇にくくられ、当人にとって問題化する感情や気分は、「認知のバイアス=習慣化した思考活動によって生み出される」という文脈で語られることが多いようです。

(赤ん坊には思考からではない感情や気分がありますが、思考と結びつくことが無いので、当人にとって問題化することなくその場その場で終わってゆきますね)

ところで

ubikuさんの文脈では、「感情や気分が、感情や気分それ自身の根拠にするために思考を利用する」と語られているように思われます。

とすると

ubikuさんの中では、感情や気分の発生は、どのような経緯で発生すると思われますか?

「知覚との相互依存性」ということになるのでしょうか?

それとも知覚も感情も思考も、ただ、世界が「根拠のなさの平安」を我々に教えるために、準備してくれているもので、どのようにでも結び付けられるし、その結びつきに必然性は無く、本来それ以上でもそれ以下でもない、という感じなのでしょうか?

No.4720 - 2014/08/22(Fri) 13:21:27

Re: / ubik0101&hato
その気分や感情と、思考は・・・ループの関係・・・相互依存・・・にあって、発振状態。たとえば葛藤、その問題が解決されるまでは、間欠泉的にも持続され、解決されるとその相互依存は解散するのが普通だとします。

そのループの関係は何の上に成立してるか?と言えば、たぶん、なにもそのフィールド、基礎はないんじゃないかと、思います。あるとしたら、ふつうの日常です。なにか問題が解決したら普通の日常であるように、です。

ループが成立してなければ、この問題となる気分、感情はない、とも言えるのですが・・・あるいは気分感情はあって、怒っても、悲しんでも、不満でも、問題ない、です。そして、それらがなくても、問題ない、です。

ここです。なにか問題があるとか、なにか問題が感じられる気分、感情とか、思考・・・アイテムとしてのそれ・・・を見るのもありですが・・・探求者はそれを見て探求するのですが・・・それだけではなく、

それがないでも、問題意識がなくても問題ない、ということの活性化は望ましいかもしれません。いわばループが解散したそれ、が日常で。その日常には、初めに戻って、そのフィールド、基礎は、そのほかに必要ないです。

続きます。

No.4721 - 2014/08/22(Fri) 21:12:23

Re: / ubik0101&hato
>ubikuさんの中では、感情や気分の発生は、どのような経緯で発生すると思われますか?

バイアスがかかって、過去とかが基準になって・・・と、いうのはそんな説明様式で、思考のものです。が・・・それでもいいですし、気分や感情が自然発生でもループであれば、ループに変わりないです。

葛藤は現場で起きてるんだ!その怒り、不満は、捏造されもするし、過去も未来も捏造でしょう。探求はその原因を探ることでもあり得ますが、それだけではなく、葛藤がないことを目的としての探求が平穏でもないし、

とくに葛藤がないことは、ご褒美というか副作用のようなことですが・・・もともとないとも言えますが・・・犯人探しは推理小説のように面白いから、つい葛藤の原因探しをやってしまう、と睨んでいます。

>それとも知覚も感情も思考も、ただ、世界が「根拠のなさの平安」を我々に教えるために、準備してくれているもので、どのようにでも結び付けられるし、その結びつきに必然性は無く、本来それ以上でもそれ以下でもない、という感じなのでしょうか?

と、いうような認識もあるわけではないです。たとえ人は葛藤の人生を送ろうと、平穏であろうと、どうでもよいところです。そのどうでもよさが、葛藤の根拠ともならない、というだけです。

No.4722 - 2014/08/22(Fri) 21:24:56

Re: / ubik0101&hato
蛇足です。

そんな日常とは何だと言われても定義できませんが・・・たとえばですが総てはひとつながりで、ある。総てはひとつながりで、ない。このどちらか片方でも、両方を認めても誤りと気がつく、そこ。です。

あるいは、見るものは見られるもので、ある。見るものは見られるもので、ない。この片方だけでも、両方あっても、どちらも誤り・・・と、するとその思考そのことが消滅してしまう、その、これ。です。

それを言葉でいえば、この日常です。それはほかのことの根拠にもできない、また根拠にもならない・・・ループの関係が成立しない・・・それゆえ成立し得るとも言えないことはないですが、ま。そうまで考えてないです。

あるいは塩が水に溶け込んで、溶け込んでることは見えない海・・・まったく分離できない。それゆえそれが海と呼ばれるように。

もし塩と水、分離したら海とは呼べない・・・説明すればですが、解脱が分離できず溶け込んで抽出し得ない、これが日常と呼ばれるです。

ubik0101

お久しぶりですね。図書館閲覧者さん。
こちら忙しいのか暇なのかよくわからないまま、粛々と、夏の日が過ぎていくようです。昨晩は流しそうめんを出すという宴会に行きましたが、会場が混んでたので特等席になって、とくに流れないそうめんでした。

hato

No.4723 - 2014/08/22(Fri) 21:26:53

Re: / 図書館閲覧者
ubikuさん

>葛藤の人生を送ろうと、平穏であろうと、どうでもよいところです。
>そのどうでもよさが、葛藤の根拠ともならない、というだけです。



それが


>この根拠のなさこそ・・・いかなる根拠もない・・・実は、それだけが平安です。


という表現になられたのですね。
了解です。



hatoさん

ようやく昨日あたりから夏らしい日差しが戻ってきましたが、こちらは雨続き、曇り続きの8月でした。
農家の方々は日照時間不足を懸念されています。

No.4724 - 2014/08/23(Sat) 09:13:55

Re: / ubik0101
hatoさんも、とてもお気に入りの100円ショップで買った赤い目覚まし時計が動かなくなってしまいました。もう売ってないかもしれません。
No.4725 - 2014/08/27(Wed) 00:16:23

Re: / ubik0101
そこで今日、無印で、ちょっと似た感覚の時計を買ってきました。これはこれで良し、です。でも、いつもの窓枠に置くには、文字盤の角度が上を向きすぎで、見にくいです。
No.4726 - 2014/08/27(Wed) 00:24:16

Re: / ubik0101
そこで天啓のように閃きました。100円ショップの時計、じわっとガラス面を指で押してみると、なんとケースと機械は両面テープでくっつけてるだけで、外れました。
No.4727 - 2014/08/27(Wed) 00:28:39

Re: / ubik0101
そしてなんと、そのケースに、無印の時計が、すっぽり入ったので、とりあえずはセロテープで止めました。うむ。なんか高級感も醸し出しているよな気がします。
No.4728 - 2014/08/27(Wed) 00:34:04

Re: / hato

お気に入りの時計がリニューアルされたようで、とっても嬉しい!。初めに見つけたのは5、6年くらい前か、神奈川の「なんでも百円ショップ」で、たしか黒、赤、青、シルバーが揃っていました。なにしろ、100円で超かわいいミニ時計です。たしか、シルバーはその頃の仕事の時に使っていて、退職の際、同僚さんに差し上げて、青いのも家にあったと思います。

文字盤がスッキリしました。前のもすきだったけど、印象が変わって、これも素敵です。

No.4729 - 2014/08/27(Wed) 00:55:34

Re: / ubik0101
たぶん、葛藤、心理的思考は、その葛藤、心理的思考にしか、それがそれである根拠はないように思います。つまり、ほかのことに根拠はない、ということです。

この窓から見える向かいの家の屋根に、
テレビのアンテナがあります。あのアンテナの原因は、
あのアンテナにしかないです。青空の原因は、
青空にしかないです。
ここに鳴く蝉の声の原因は蝉の声にしかないです、ん?

で、ここで言いたいのは・・・葛藤の原因探し・・・たとえば犯人探しの推理小説を読み進めても、犯人は見つからない、ということです。その人のほかに・・・つまり、その小説に登場しない、その小説を読んでる、その見えない自分が犯人だ、です。

No.4730 - 2014/09/05(Fri) 12:01:03

Re: / ubik0101
たとえば貧乏だからといって、誹謗され悩むことはありそうです。でも裕福だからといって、あるいは平均的だからといって、そんなことに関らないといって、誹謗され得ます。おなじ事態で尊敬され得たりもします。

その人が事実誹謗され得る状態がどうかというよりも、誰かから誹謗される、誹謗する、という事実が打撃。理由はなんであれ、その自分が、その誰かが、悩むということが悩む、誇るなら誇るということでもあります。

くり返します。あらゆる推理小説を読んで、犯人探しをしても、そのどれもが実は、犯人は読んでるその人です。それで探求は、どこから始めてもいいです。そんな人間関係があれば、それから始めればいいです。

No.4731 - 2014/09/05(Fri) 12:07:48

Re: / ubik0101
そこで葛藤の思考(アプリケーション)には・・・たとえば自分が嫌いな人からも好かれたいとかいうこと・・・それは思考としては見えないけど・・・が背景(OS)として前提にされ隠れてるかもしれません。

そこでは貧乏だから裕福になればいいとか、誹謗されるなら尊敬されればいいとか思うなら、それは依然、葛藤の思考の範疇です。たとえ尊敬されたいと望んでいることも、また尊敬されても、なんの解決にならないで、葛藤の状態にあるということ、

その実は葛藤を通じて、自分とは何か?を探求してるのだからです。でないなら、なんの葛藤も起きようがないのです。また葛藤が、自分は何?ということでなければ、葛藤になんの意味もない無駄なことです。

No.4732 - 2014/09/05(Fri) 12:19:02

Re: / ubik0101
とりあえず何だかの思考の
背景を探るということは
探求になり得ます。ただその背景は単純ではなく
たとえば自分が嫌いな人からも
好かれたいとかいうこと、だけではなく、
自分は完全でありたいとか、権力欲とか、
自分を守りたいとか、素直でないとか、
複合されてることが多々あります。
それはその人にとっての背景であり、
その人がその人を探ることに意味があります。
ほかの人、また人一般を探っても、探求ではありません。

そして実際は、そのような探求は、そんな葛藤、心理的な思考の探求の狭い範疇には収まることができません。ときに詩となり、ときに絵となり、日々新しい展開が進みます。

ならば、嫌いな人は、ただ嫌いでいいです。嫌いな人からも好かれたいというようなことはなくていいです。また、自分は完全であろうとする、そのままでいいも、必要はありません。

No.4733 - 2014/09/05(Fri) 12:26:54

Re: / ubik0101
たとえば嫌いと好き、損と得、快と不快、
それは相互依存にあって成立します。ただ、嫌いなら、
嫌いでいいです。ただ嫌いは、その反対がなくては、
たとえばN極だけの磁石が見つからないように、
成立も持続も困難で、痕跡も残せません。

ところで葛藤と探求。その思考になんの違いも見いだせないです。このことについて、その原因、架空の自分が解消されると、思考の区別はなくなるので、なんの違いも見いだせなくなるのかもしれません。だとすると、やはり犯人はその自分です。

No.4734 - 2014/09/05(Fri) 12:29:32

Re: / ubik0101
ちょっと気になって、犯人が読者の推理小説を、ネットで探してみました。いくつかあるようです。それから探偵が犯人とか。実は犯人なんて誰もいなくて、主人公の思い込みだった、とか。関係者全員が犯人、とかもあるようです。もしかして被害者が犯人、運命が犯人とかもあるかもしれません。
No.4735 - 2014/09/05(Fri) 17:13:36

Re: / hato

たとえば戦争と平和などという

平和が,なにか対ごとで考えられているとしたなら,それはまったく,見つけられていない,と思います。

そしてもし,どこかの修行者が,修行者であるために,世間から出離する,とかいうことを考えていても,そのことを売りものにするなら,その人はまったく,世間の人。と思います。

休日,となりの町の図書館に行きました。

書類を書くためでしたが,そこから近い市場に歩いていく途中,なんとたわわな粟の穂を見つけ,目が釘づけです。

ノンちゃんとチュリルが,喜びそう!

ubik0101さんとふたり,思ったのでした。

No.4736 - 2014/09/05(Fri) 22:39:19

日常。 / ubik0101

この日常。誰かが悟った、誰かが悟らない、ということはないです。悟りが悟るのです。日常が悟るのです。

ある意味、人は世界を覚醒させる触媒です。私が悟った、誰かが悟った、誰かが悟ってない、そのように思うのは人の勝手です。

そもそも、その体験にあって、私は悟った、誰かは悟ってない、とかいうことはなくあります。悟りが悟る、です。

なのに、私は悟った、誰かは悟ってない、などというのは、後付けの判断であり空想です。

No.4737 - 2014/09/21(Sun) 11:28:27

Re: / hato

ほんとうに。

そして尚,たとえばだれかは悟り,だれかは悟らないとして

この日常。

なにか如来・・・対する衆生・・・という物語が,起きようもない,日常です。

完全にそれにあるとき,そうした物語に浸かっていることはできません。

必ず,できません。

そうならまだ,それにないだけです。


肌に涼しい朝起きて,鳥とあそび,お茶を飲みます。

庭に出て,会社に出て,仕事をします。

メダカの産卵がひと段落で,水場がすこし空き,とてもかわいい金魚にきてもらいました。金ちゃん!と呼ぶとふわり浮き上がってきて,大きな目でこっちを見てます。


よかったね。今日もよい一日でした。夕食は,頂きものの秋刀魚です。

No.4738 - 2014/09/23(Tue) 01:01:43