元旦は犬の散歩をしてから、ゆっくりと山に行ってきました。いつもながら山にいる時間は楽しい。雪も堅く締まって歩きやすく、蔓きりに励んできました。
2・3日は覚者からあまり評判の良くないエックハルト・トールの朗読を聞いて居眠りして過ごしました。エックハルト・トールのニューアースという本の中で半分以上を自我の説明しています。後半では「その自我を意識で観察していなさい、それは覚醒への道だ」と言っています。 彼の自我の説明は現実の生活において、役に立ちます。怒りは他との違いを極端に強化して、自分があるという感覚を強める。自我が自我を強化発展させる働きと説明しています。自分の輪郭線(レオナルド・ダビンチの発明した画法で個別の輪郭を強い色の線で型どる)を強く描くことになる。自分や他人を観察するとこれを納得できます。
怒り・悲しみ・後悔・欲望・興味・話題・整理整頓したい気持ち・希望・明日の計画・・・が、おいらには感知できない・何もないようにみえるおいらの心の中に、池の中に石を投げ入れた時の様に、広がって波を作って広がって行くのを観ることができます。 怒りなど強いものは、起きた!っと自覚できても、押しとどめることができない事も多いです。 「無限の二重鏡の様に自分を自分で分析する」と言われますけれども、おいらには、一組の鏡の様に思われます。短時間で別の合わせ鏡が現れます。 これを使って、自我のコントロールをしているのでしょしょう。覚者はこのコントロールが外れるのかもしれません(自我が少なくなって、全体になるので、コントロールの必要が少なくなるだろうとも思います。 このコントロールを束縛とか苦と云うのかもしれません。怒りたくても、会社の上司に怒りをそのままぶつっけたら首になるからやめておこう・・とか・・
そんなこんなで、とってもよい骨休めの正月でした。
分かりにくいですけれども、山のネズミが出入りしている若木の茎です。もぐっては柔らかい皮を食べ表に出て別の餌を捜しにでかけるのでしょう。この木は果樹ではないだろうとは思いますが、積雪1mですから、もしかしたら、おいらの大切な果樹の先っぽかもしれません、ネズミさん果樹は除けてたべてください、お願いします。
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No.5400 - 2017/01/04(Wed) 21:23:55
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