ほかの人のことは知りませんが子供の頃、自分には特別感、万能感があって、それが嫌でした。それを突き崩そうとしても、それがある理由も分からない、万能感特別感には、理由がない、ということは、それを突き崩せないということで最強です。たとえば自分が子供である、大人である、裕福である、貧乏である、なんでもいいですが、たとえば魚釣りをするのに、細い糸でするから特別だ、太い糸でするから特別だ、ちょうどいい糸でするから特別だ。このように特別感万能感は、条件に左右されなくあるからです。だって理由があれば、その反対の無関係の類似の理由があるということです。理由があれば、それは突き崩せるということです。この理由のなさゆえにある万能感、特別感は、その理由のないことを見ることです。それはそいうことだという認識ができるということです。そんな人が、どこかにいるか知りませんが、たとえば社長だから、裕福だから、頭がいいから、それで万能感特別感があるとして、実は、理由なくあるそれが、社長だから、裕福だから、頭がいいからという条件、理由を切っ掛けとして現われてるだけだということもあるかもしれません。おなじことですが、貧しいから、愚かだから、海外旅行したことないから、何でもいいですが、それで万能感特別感があり得るでしょう。それが劣等感だとしても、それは万能感特別感の裏返しだとしたら、それを解決してるわけではないでしょう。それは理由なく、意味なく、あるんだ。自分が自分だというだけで特別感万能感はあるんだ。これを見破ること。そして条件や対象や理由に接着しないこと。これはかなり大きな契機だったと思います。
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No.6858 - 2019/07/09(Tue) 06:54:00
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