ヒラニヤカシプは苦行をブラフマーに認められ、1つの願いを叶えてもらった。その際に願ったのは「神とアスラにも、人と獣にも、昼と夜にも、家の中と外にも、地上でも空中でも、そしてどんな武器にも殺されない体」という念の入ったものだった。ヴィシュヌは実質不死身の体を得たヒラニヤカシプを倒すため、彼の息子でヴィシュヌ信者のプラフラーダに、夕方の時刻に玄関までヒラニヤカシプを誘導してもらい、ヒラニヤカシプが調子に乗って割った柱の中からライオンの頭をした人間の姿、すなわちナラシンハとして飛び出し、地上でも空中でもない彼の膝の上で、ヒラニヤカシプの体を素手で引き裂いて殺した。
第四光線は、霊と物質のどちらとも、自分を同一化せず、その間をネズミのように行く光線です。 全ての光線の真ん中にある光線です。 第四光線の第四段階における効果が、このように神話に美しく表されていることは古代人の智恵にあらためて驚嘆します。
プラフラーダ 三つのグナの浄性の象徴 夕方 昼は活動の、夜は智恵の象徴 夕方は意志 玄関 家である人類と、外である霊王国の間。 神でもアスラでもない。上位3つの神の界と低位界の間 動物でも人間でもない アラハットのこと 空中でもなく地上でもない アストラルでも物質でもない
膝の上 膝は山羊座 イニシエーションの象徴
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No.5541 - 2017/02/18(Sat) 13:44:42
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