人間としての人生の五つのステージ 1弟子が三界での人生経験の全領域を味わいつくしたことを悟り、「私は知りえるものはすべて知った。これ以上知るべきものはない。」と言うことができる段階。梯子二置ける自らの位置が明らか二なり、何をしなければいけないかを知る。これは思考原理の最初の変異、つまり知識への欲求に関係している。 2全ての既知の限定から自らを解放し、「私は足枷から自由になった。」ということができる段階。この段階は長いが、その結果として自由を獲得する。これは第二の変異に関係している。 3意識が低位の人格から完全に移行して真の人間、エゴ、魂に中心をおいた真の霊的段階になる段階。これは愛と平安と真実であるキリストのような性質の意識をもたらす。彼はいまやゴールに達した。三界には私をひきつけるものは何もない」ということができる。 幸福への欲求は満たされ、第三の変異が超越される。 4「わたしは正義を成就し、全ての義務を果たし終えた」と正直に言うことができる段階。彼はカルマを清算し、法則を満たし終えた。このようにして、彼は大師になり法則の行使者になる。この段階はマインドの第四の変異に関係している。 5マインドの完全な統御が達成され、見る者が「私のマインドは安らいでいる」と言うことができる段階。完全な安らぎを知ったとき、そのときのみ、真の観照と最高の種類のサマーディーを知ることができる。第五の変異、悲しみは、受けたイリュミネーションの栄光によって消散される。相反する対をなすものはもはや相克しない。
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No.5458 - 2017/02/11(Sat) 21:57:21
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