2022年1月定例会へ向けてのメッセージ
皆さん、こんにちは。 克子です。
今回も掲示板での定例会になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
すでに多くの人たちが感じているように、地球という大きな生命体の状態も含めて地上界は激動期を迎え始めています。 新年のメッセージでもお伝えしましたが、これは地球という一個の生命体が誕生して、地上界が創設された当初からの神のシナリオであり、個人も組織も産業も科学も社会も国家も、「今まで通り」であろうとしつづけるならば、大いなる御意志はその「今」を壊すしかないということです。 そして、共生の喜び(自分も皆も喜びの中で共に生きる)ということが最大のテーマです。 つまり、共生の喜び(自分も皆も喜びの中で共に生きる)よりも自分の利益や自分なりの感情を優先する生き方は、自分のみならず皆に混乱・破綻をもたらしていくことになるのです。
今回は、自分や誰かの陰りを何らかの喜びとして捉えなおす作業をしていただきます。
すでにお伝えしてきたように、地上界には人類登場以降の陰りの想念エネルギーが充満しています。 本来であれば、過去世で地上界に残してきた陰りのエネルギーは、次の地上人生で埋め合わせを超えて余りある喜びに転換することになっているのですが、実際にはなかなかそうならずにさらなる陰りを残して地上を離れる人間が多いのです。 その結果として、今の地球・地上界は自分の利益や自分なりの感情によって、共生の喜びの場とは掛け離れた様相を呈しています。 本来の道筋をたどって、陰りを光に転換することすら難しい状態です。 霊力とは愛に根差し、愛を顕現するエネルギーであるにもかかわらず、霊力(?)を自分の利益や好都合の実現に使おうとする者も多いありさまです。
そういう地上界に健やかなる喜びを現実化する風穴を開けるためには、陰りを何らかの喜びとして捉えなおし、喜びモードを補強する必要があります。 喜びの質は違っていても、喜びで天と地をつなぎ、喜びとして同調・共鳴・融合させることが必要なのです。
まず、自分か誰かの陰りの部分を思い浮かべてください。 陰りが強ければ人間関係に不調和をきたす場合が多いので、その面から見れば分かりやすいでしょう。 もちろんそれ以外の陰り(喜びに逆行する面)でも構いません。
陰りや闇は、その人にとっての喜びを求める願望が叶えられなかったことから始まる場合がほとんどです。 多くの人はそこから歪み始めるのです。 長年にわたって歪みを重ね、身に染み付いた陰りや闇がその人の人間性そのもののようになっているとしても、歪みの元は自分にとっての喜びの願望が叶えられなかった心の傷にあるのです。
今回は喜びの願望の中身には踏み込みません。 どんなに未熟で自分勝手な願望であったとしても、その時点でのその人にとっての喜びとしての願望であったという捉え方をします。
誤解しないでいただきたいのですが、これは自他の陰りや闇を正当化してそこに留まることを容認する作業ではありません。 しかし、陰りや闇を否定することでさらに喜びに転換しにくくなる人も多く、陰りの増幅や膠着状態を生じることも多いのが実情です。 自らの陰りや歪みに思い至り、それを気づきの喜びとして陰りを光に転換していける人間があまりにも少ないので、いわば苦肉の策というようなものです。 自らの陰りや歪みに向き合って、それを健やかなる喜び・光に転換しようと努力した人であればこそ、このエネルギーも使いこなせるのです。 損得利益の価値観や自分なりの気持ちに取り込まれて、陰りと光の区別もつかない人間が多い今の地上界ですから。
守護霊や指導霊はもちろんのこと、霊界の住人達は全て地上の人間の陰りの元は喜びの願望であることを知っています。 だからどんな陰りや闇も否定することなく慈しみの眼差しで捉え、絶対的な愛念で包み込んで、陰りを光に変えていくことを促しています。 ただ、陰りや闇を深めている状態の人間には、霊界のエネルギーは直接作用しにくいのです。 これは波動の法則ですから如何ともできないことです。
そこで同じ地上の人間が、陰りや闇の元が喜びの願望であることを知り、陰りや闇を否定することなく、慈しみの眼差しで捉え、精一杯の愛念で包み込むことによって、陰りを光に変えていくことを促すエネルギーを注いでいただきたいのです。
自分の喜びの願望とは欲求であり、人間はそれが叶わないときに心を陰らせて歪み始める場合が多いのですが、人間以外の生物たちは欲求が叶わなくて陰らせるとしてもほんの一時的なもので、陰りを増幅したり引きずることはありません。 ほとんどの生物は心を陰らせることもなく、ひたすら喜びを求める欲求に生き続けるのです。 彼らにとってそれが生きるということであり、彼らが意識していなくてもそれが彼らの喜びでもあります。
見る角度によっては膨大な陰りが蓄積されている地上界ですが、見方を変えればそれをはるかに上回る喜びの願望・欲求のエネルギーが蓄積されているのです。 そしてやはり、地上的な喜びを現実化するには、地上的喜びへの欲求のエネルギーが不可欠です。 地上的な欲求のエネルギーと普遍次元の喜びのエネルギー(愛)が融合してこそ、地上的制約を超えた健やかなる喜びが現実化するのです。 すなわち奇跡の喜びが当たり前になって、地上界はみんな健やかに、幸せに生きる世界へと進化していくのです。
ということで、まず自分か誰かの陰りの部分を思い浮かべてください。 そしてその陰りの元になっている「(叶えられなかった)喜びの願望」がどういうものであるのか、その人の身になって想像します。 たとえば、「褒められたかった」「自由にしたかった」「仲良くしたかった」「自分の気持ちを分かってもらいたかった」「甘えさせてほしかった」「もっと物を得たかった(買ってほしかった)」「自分が愛されていることを確認したかった」等々、実にさまざまな願望が想像できるでしょう。 元の願望・欲求にたどり着けない場合は、「喜びを求めていた」「幸せになりたかった」というような抽象的なものでも構いません。
それを掲示板に書き込んでください。 何人について書いても構いませんが、少なくとも誰か一人については書いてください。(その人が誰であるのかは書いても書かなくても構いません) 自分のことでも構いません。
そしてあらゆる願望・欲求を網羅・統合し、普遍次元の喜びと融合させて、「みんな健やかに、幸せになった」のエネルギーを注ぎます。 普遍次元の喜びのエネルギーをイメージしにくければ、「皆が皆の喜び・幸せを願い、皆が自分を役立てることを喜びとする世界。つまり愛の喜びのみの世界」というイメージで。
自分が書いた人はもちろん、他の人が書いた人に向けてもそのエネルギーを注ぎ込んでください。 陰りや歪みに焦点を合わせるのではなく、その元にある喜び(の願望)に共感を以っておおらかにつながり、そこに圧倒的な喜びの息吹を吹き込むのです。
今回は書き込みと実習が同時進行になりますが、開始時と終わりに「みんな大好き、ありがとう」「みんな健やかに、幸せになった」のエネルギーを共鳴させてください。
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22/01/2022(土) 13:22:15
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