[ 掲示板に戻る ]

記事No.1020に関するスレッドです

キッズ・アー・オールライト。 / 淳吉郎
☆「彼は大人になっても少年の心を持ってる」とか「××に打ち込む時の彼はいつも子供のような目をしてる」っつー言い方をよく聞く。そんな言い方をされる彼はアンチ・エイジングの成功例か。というと実はそうではなく。“彼”もしくは“彼という存在”に対して憧憬の念を抱く誰かが言っているに過ぎない。“彼”はまるっきり大人なんだ。成熟したまるごとバナナなのさ。ただ断言できる事があって。それは『彼には熱中できるものがある』って事なのです。

11月2日(金)は浜松のライブハウス・窓枠でTHE MODSのツアー初日。発売されたばかりのニュー・アルバムを毎日毎日聴いてのライブ。「あの曲、演るかなー」「この曲、ライブで聴きてーなー」「一曲目はなんだろーなー」なんて指折り数えての当日。アルバム発売が10月24日でライブが11月2日。ちょうど10日間。10本の指でばっちり足りたぜ。これは滅多にある事じゃないよ。我が街は選ばれた街。吾輩はそこの市民。まるで外国でプレイしてる日本人選手が試合で活躍すると同んなじニッポン人の自分が活躍したような気分になっちゃう感じに似てる。
店に入ると客がいっぱい。35歳から50歳手前ぐらいの客層。THE MODSは今年デビュー31年。客だって大人ばっかりさ。今日は金曜日だぜ。みんな仕事を午後半休とか定時とかで切り上げて「お先に〜」なんつって同僚に言いながら駆け付けたのさ。客電が落ちると大歓声。モッズ・コール。一曲目が始まる。ニュー・アルバムの一曲目だった「これだよ!これ!レコ発のオープニングはこうでなくっちゃ!」いきなり感動した。レコ発なのに昔の曲からライブ始めるようなバンドだと「なんだかな〜?」なのだ、あたしは。そんなバンドが最近多い。その後もニュー・アルバムの曲と31年間の曲々が絶妙な絡み方をした選曲。気合満点の演奏も含め、まさに生きてるバンドだった。大感動した。
そしてあの日、ぎゅう詰めのライブハウスでこぶしを突き上げTHE MODSに熱中したぼくらはみんなKIDSだったんだ。

☆子供から成長していろんな経験をして大人になったんだから。だったら、せめて身体が3つぐらいあったらいいのにと思う事があるんだ。大人になると用事が多くなるのさ。
11月3日(土)は浜松や磐田のライブハウス数か所で知り合いのライブが重なった。考えに考えて浜松のライブハウス・Merry Youで820光線☆とThe弾丸ノイズのライブ。820はこの日でベース担当のキャサリン嬢が抜けるとの事。4人全員が曲を作れる820の持ち味はこの日も炸裂。キャサリンお疲れ様。弾丸ノイズを観るのは3回目。影響を受けた音楽に近づこうとしている姿勢にシンパシーを覚える。今後が本当に楽しみ。そして翌日の日曜日、俺はギターを手に取るとビール飲みながら曲作りしたのさ。おっとなぁ〜(大人ぁ〜)。

B.G.M.「VAN MORRISON/NoGuru,no Method,no Teacher」

さあ、ライブはいよいよ今週末。みなさまよろしく。オープン18:30でスタート19:00です。
☆SUN ZOOM SPARK vol.12
2012年11月10日(土) ZOOT HORN ROLLO
開場18:30 開演19:00 前売・当日ともに¥1500 (1D込)
出演:Barefoot Gypsy、BEATSEEKER、THE SLICKS

写真はモッズのツアー・グッズ。トランプ。これが出色の出来栄え。トランプの内側がメンバーの写真。んで全部違う写真で構成されてる。ミニ写真集な感じ。こういうグッズって大好きなんだよね〜。

No.1020 - 2012/11/05(Mon) 23:29:44