「目的のためには手段を選ばない」なんつーのは、どこか自己中心的な感じだし、どこか横暴な感じだし、どこか悪役主人公な感じだ。雪が降らなければ人工的に雪を降らしちゃうスキー場があるように。大物演歌歌手のリサイタルのチケットの売れ行きが悪ければ招待券を急遽発行。そして街中のガキどもにチケットがばら撒かれるように。生き延びるために離合集散を繰り返した立候補者のように。 日曜日がライブのため金曜日は練習。午前1時に帰宅すると明け方まで起きていた。そして土曜日は昼過ぎに起床。夕方からクルマに乗って静岡まで友人のライブ観戦。終演時刻が午前0時。帰宅して就寝が午前3時。日曜日は昼過ぎから自分のライブ。「週末を楽しむ」目的のために「夜更かしをする」手段を選んだ。
☆土曜日は静岡のライブハウス:騒弦で演ったイベントへ。なまこのライブとUP-TIGHTの青ちゃんが静岡の若手トリオ・バンドのライブに客演で出演という事で。 なまこのライブはいつも何が飛び出すか予測不可能。今回のライブ、ギター担当の路ちゃんはギターではなく三味線だった。ワオっ。そしてアカネちゃんがドラムしながら喋りだす♪拙者、佐々木小次郎と申す〜♪ワオっキターっ!宮本武蔵との対決にまつわるストーリーを小次郎サイドで語る物語だった。面白かった。たまには浜松でライブ演ってほしいな。みんなに観てほしい。 イベントのトリ前で青ちゃん達4人が登場。若者3人のバンドに青ちゃんが合わせて演奏するのかと思いきや、のっけから若者達をアオリまくる青ちゃん。観てる僕はブルブル。青(ブルー)だけに。クールな表情で激しいプレイをする青ちゃんがめっちゃくちゃカッコよかった。ギターを弾く姿が絵になる男。それに呼応する若者達の演奏も素晴らしかった。イベントが終わると深夜の国道一号線をブッ飛ばして家路を急いだのさ。だって明日はザ・スリックスのライブなんだ。
☆日曜日は浜松のライブハウス:G-SIDEでイベント。THE MUGGYS主催『GOT TO HAVE POP #2』。 ?@THE MUGGYS・・・主催のマギーズがトップで演奏。いやはやビツクリした。ガッチリとバンドが固まってた。メンバー4人の個性がそれぞれ出てきながら固まってるから最高だ。 ?ARONNIE&THE HIS PLAYMATES・・・若いくせにマニアックなパンクを演りやがるので、もう最高すぎていやんなっちゃうよなぁ〜。 ?BFLORIANS・・・レパートリー全曲が名曲なバンドなんだが、そんな曲群の中でも個人的に大好きな『NEW IMAGE』というミドル・テンポの曲を久しぶりに演ってくれた。感極まった。 ?CFRAGMENTS・・・東京から登場。都会のバンドを観ていつも思うのは「なんでこんなに垢抜けているのだろう」という事で。フラグメンツもやっぱりだった。 ?DTHE SLICKS・・・新曲を演った。『枯れた花』。正直な話、歌詞の完成までに今までで一番時間を費やした曲。母国語で唄うって事は簡単だけど大変なんだぜ。
来てくれた皆様、どうもありがとう。誘ってくれたTHE MUGGYS、どうもありがとう。G-SIDE、どうもありがとう。 そしてライブに来れなかったけど、いっつもTHE SLICKSを応援してくれてる皆様へ。 今回のライブでドラムのツバサのヘルプ参加が終了となりました。彼はロックだけに留まらない自分のドラム道を追求したいんだろうと思う。ツバサ、今までありがとう。感謝してます。
写真は最後の一枚となった今年のカレンダー12枚目。西暦2012年の我が部屋のカレンダーはマイルス・デイヴィスだったんだ。「さて来年はどれにしようかな」なんて考えてる、昨今。来日祈願も込めてストーンズにしようかと思ったけど来年のストーンズ・カレンダーはイマイチで即却下でした。
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No.1026 - 2012/12/04(Tue) 21:49:51
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