12月になるとあっちこっちで「いやぁ一年って早いね」「あと少しで正月だね」なんてな言葉が交わされますね。この場合の“一年”というのは、その年の1月から数え始めて12番目の12月までの日々を一年と呼んでいるのでしょう。ボク自身も12月になると「もう一年経ったか」なんて考えます。そしてジョン・レノンやハノイ・ロックスやオーティス・レディングやサム・クックやザ・クラッシュやジェイムス・ブラウンやアトランティックのオムニバス「ソウル・クリスマス」などのレコードを聴きながら12月を過ごすのです。毎年、毎年聴いています。いやぁ一年って早いですね。この場合の“一年”というのは、前の年の12月から数え始めて13番目の12月までの日々を一年と呼んでいるという事になりましょうか。時間というのはメリーゴーランドみたいにくるくる廻ってるだけかもしれません。ボク達はそれに乗りながら各々それぞれが違う風景を見ているだけかもしれません。その時が来たらそれから降りるだけなのでしょう。
21日は豊橋のAVANTIへライブを観に行きました。 ☆MAD DADS・・・地元:豊橋のバンドとの事。カバー曲ばかりの演奏でしたがすべて馴染みのある曲ばかりでした。このことから判断しますと彼らはボクと同世代だと思わずにはいられません。 ☆BEATSEEKER・・・ガッチリまとまった堂々のライブでした。来年3月には磐田で自主企画をやられるとの事。こちらも楽しみです。 ☆MOTO-PSYCHO R&R SERVICE・・・一曲目が始まった瞬間に「これはプロの音だ」と思いました。カバーとオリジナルを混ぜてのライブとの事。その違いがわからないような演奏でした。
23日はロロでUP-TIGHTのライブでした。告知の段階で今回は音量を抑えた微音バージョンという言い方を青ちゃんはされていました。とても興味がありました。ドラムの白旗くんが今回はキーボードを演奏。いつもプレイ中に何が飛び出すかわからないドラマー白旗君はまるでドラえもんです。今回は絶妙な音色とフレーズでボク達をUP-TIGHTの世界へ誘いました。もしかして彼はどこでもドアだって使用したのかもしれません。
冬休みが近づいてきました。今年は家中のドアを閉め切ってレコード三昧にしようかしら。そしてレコードはまるでどこでもドア。ロックに目覚めた中学生時代や60年代、70年代のロンドンまでボクを連れて行ってくれます。
写真は「ザ・キンクス/ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ〜デラックス・エディション」。44年前に発表された名盤に更に未発表を加えた豪華3枚組。たまりません。これぞ英国の音楽って感じの内容。
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No.1030 - 2012/12/26(Wed) 21:50:05
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