4月30日(火)・・・ライブ・チケット購入のため友人が勤める浜松市内プレイ・ガイドへ。インターネットで、なんでも買える便利な時代だけども、できれば店頭で買いたいなあと思う。友人にも会いたかったし「ワカバちゃん元気?」って。チケット購入。彼女と雑談。その後、本屋に寄った。バンド仲間が自動車雑誌を読んでいた。「おっ!フクちゃんじゃんっ!」なんて声を掛けようと思った。が、しかし、せっかくの遭遇。いつも会うライブハウスじゃなくって本屋だし。ましてやゴールデン・ウィークだし。画策すると私はタラバガニみたいにスルスルと横歩き。彼の横にぴったり付着。本を覗き込むと赤いフェラーリ「速そうなフェラーリですね」「・・・」あれ?返答がない。通常の彼だったら「おージュンちゃん!なんでこんなとこに居てはるですか」って関西弁で言うはず。彼の顔を見る。が、しかし、あろうことか彼はフクちゃんのそっくりさんだった。赤い顔してスルスルと横歩きでその場を離れた私は人間ズワイガニ。
5月1日(水)・・・東京・下北沢CLUB QUEへ。2日が鮎川さんの65回目の誕生日って事でSHEENA&THE ROKKETSが2daysライブ。その一日目。ひとつのバンドをず〜っと応援してると自分と同んなじような人と知り合いになるわけで。今回のライブでも「お〜久しぶり!お元気?」なんて再会の喜びを分かち合ったり。いいね。 ライブが始まった。1曲目『I Wanna Be Your Man』。Wowっ!わおっ!この曲から始まるなんて珍しい。この曲に限らず今回はゲストにキーボードの方もおられるって事で選曲を含むライブ全体の流れがいつもと違った。いいね。ロケッツのライブや鮎川さんのMCを聴きながら感じる事は多く。 流れ星を探そうと夜空を仰ぐように、花を咲かそうとスコップで土を掘って種を埋めるように、自動車教習所で習ったように交差点で「側方(そくほう)よし!」って言うように、駅員さんが駅のホームから「後方よし!出発進行!」って言うように、鮎川 誠という男はいつでも俺の向いてる場所にいるの。彼こそ俺にとってのマキシマム・ロックンロールなんだ。
5月2日(木)・・・昼間は渋谷、下北沢でレコード屋巡り。幾つかの店舗内BGMスピーカーから清志郎さんの声が流れ出ていた。俺は「元気?キヨシロー!また出たね、未発表音源が。どんどん出してよ!俺らファンはみんな待ってるだに!また会いましょう!」って心の中で言ったんだ。 東京・下北沢CLUB QUEへ。SHEENA&THE ROKKETSが2daysライブ。その二日目。満員の店内の中、俺の隣にいた若者ふたりが喋っている「俺、初めてホンモノの鮎川を観るよ」「あ、俺も」。みんな鮎川さんの65回目のバースデイをお祝いに来たんだ。いいね。 ある場所に100人が居たとして「くしゃみ大会」が催されたとする。おそらく、たぶん、確実に、100人は100通りのくしゃみをすると思う。キミはキミのくしゃみだし。俺は俺のくしゃみ。って事さ。みんなOne And Only。ワン・アンド・オンリー・クッシャミね。英語の場合、くしゃみはクッシャミに変換されます。はっくしょん。 ライブが始まった。前日のキーボードの方に加え二日目は中途からサックスの方もゲストで出演。総勢6名のライブは前日と同んなじように近年まれにみるような選曲だった。いいね。前日と同様に感じる事は多く。2daysのライブそのものや選曲を振り返るとロケッツはパンキッシュなビート・ナンバーとドリーミーなポップ・ナンバーと黒人音楽を踏襲したナンバーをニッポン語で演っていた。事前のセットリストに無かった曲もいきなりライブで演ったらしい。こんなバンドは少ないと思う。 みんなOne And Only。それは解かってる。だけども。SHEENA&THE ROKKETS。彼らはワン・アンド・オンリーなロックンロール・バンド。あらためて、そう思ったんだ。そして思いはただひとつ。鮎川さん!シーナ&ザ・ロケッツの新作を待っています!
写真は下北沢CLUB QUEの壁に貼ってあったポスター。
告知です。今年、結成35周年のシーナ&ザ・ロケッツ。フジロック最終日出演など、夏に向けてライブ・ツアーが続々と決定中。8月23日(金)に浜松の西隣街:豊橋のお店AVANTIでのライブが決定。俺のバンド:THE SLICKSも前座を演る事が決まりました。うれしい! 詳細は後日、お知らせします。
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No.1055 - 2013/05/05(Sun) 17:53:42
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