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記事No.1108に関するスレッドです

フィクションとノン・フィクション。 / 淳吉郎
先週、幾つか映画を観ました。

映画館では『愛しのフリーダ』という映画。
フリーダさんはザ・ビートルズの秘書をしていた女性との事。
秘書という言葉から私が想像するのは「黒ぶち眼鏡を掛けたお堅い人たち」。
しかしフリーダさんはそんなイメージからは遠い方でした。これから映画を観る方もおられるのでその内容をここに記すのはやめておきます。
ちょっとだけ言っちゃうと「スペシャルな人を支えているのはやっぱりスペシャルな裏方の人なのだ」そんな事を感じた。そして一番近くにいる人だけが知っているビートルズの裏話やメンバーの人となり等も知る事ができる映画でした。
ビートルズが好きな人にはホントにお薦めです。

レンタル・ビデオによるホーム・シアターでは2本。
『不思議の国のアリス』という映画。原題は『アリス・イン・ワンダーランド』って言ううんですね。“ワンダーランド”という言葉そのものが持つ響きや質感が個人的に大好き。
字幕スーパーで観てたら「これは子供向けの映画じゃないな」と。スピードがあるし、カラフルだし、スットンキョウだし。こういうのを“サイケデリック”って呼ぶのかもしれません。観終わったらチャプター画面で「日本語吹き替え」なんつーのが出てきた。ついついスウィッチ・オン。
同んなじ映画を続けて観るなんて生まれて初めての出来事でした。ビールやスナック菓子の消費量も2倍。
あの時の我が家こそワンダーランドさ。

『キャデラック・レコード』という映画。ず〜っと気になってた映画をやっと観ました。チェス・レコードという実在した黒人音楽レーベルの映画です。
「お〜」「なるほど〜」「ホントけ〜」「ふ〜ん」なんてつぶやきながら鑑賞。
観終わった後にインターネット検索してみたら、この映画、どうやら実際の話に多少の脚色を施してあるらしい事が書かれていました。まあそれに対しても「ふ〜ん」なのですが。
創作映画はフィクションで。そして「これが真実さ」と記した文章も、事件等の現場写真でさえもノン・フィクションに極めて近いフィクションって気がします。
実体験した人だけがノン・フィクションなのであろうと。思う。

さあ今週末、12日の日曜日はザ・スリックスのライブだ。

KiLLER Q PRESENTS “ATTACK THE KiLLER BEAR Vol.15”
2014年1月12日(日) 浜松G-SIDE
O/S 17:30 / 18:00 A/D 共に\2500(1d別)
出演;KiLLER Q、NICKEY&THE WARRIORS(東京)、FLORIANS、
the SCOOTERZ、SHADY GLIMPSE、SPUNK’S RED BOOGIE(静岡),
THE SLICKS
DJ:いっぺこ(毎日が冒険)、Te2(DIY tattoo) …and more

このイベントはちょっとヤバいぜ。
ライブ体験。それは出演者にとっても、お客さんにとってもノン・フィクションな出来事。
みなさま、よろしく。

No.1108 - 2014/01/10(Fri) 23:30:47