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記事No.1116に関するスレッドです

わたしはストーン・ピープル。 / 淳吉郎
☆「あぁーーーやってらんねぇな、こんな仕事」と思ったとしても、わたしは働きます。
「自分だけが忙しいと思ってるのは間違いかもしれない。きっと、みんな忙しいのさ。それを顔に出さずに働いてるみんなを見習わなくっちゃ」なんつってわたしは働き続けてるのです。

☆「こんな事、続けてたら精神的にヤラレちゃうぜ。でも、いま現在ヤラレてないって事は、つまり、その、俺はハガネのような強靭な精神力を持ってるって事に違いない。鋼鉄のサンドバックだって一撃だぜ。ハハハハハ」なんつって余裕シャクシャクのわたしです。

☆余裕カマしながら昼休みは近所の公園のベンチでタバコです。
ぷかぷかぁ〜ぷかぷかぁ〜浮雲男ぉ〜。そんな感じ。いえいえ、数年前からタバコを禁じているので吸うフリをしてるのです。それは不良じみたロッカーがキース・リチャーズのイメージを真似をするのにちょっと似てる。

☆ベンチに座っているとポンポン、誰かが肩を叩きました。男の叩き方です。彼はわたしの耳元でこう言います。
「ハガネのような強靭な精神力だって?鋼鉄のサンドバックも一撃だぜって?あんた勘違いしちゃぁいけないよ。あんたは鈍感なだけさ。フツーの人間だったらあんたの仕事量や気遣いをしてたら気が狂ってるはずさ。いいかい、もう一回言うよ。あんたは鈍感なのさ」
振り向くとそこには誰もいませんでした。幻影だったのか。少なくともわたしは鈍感から一歩進んだのかもしれません。あっちの方へ?うぎゃあ。

☆昨年から始まったこの精神状態です。が、それを真綿でできたスポンジのように吸収してくれる出来事がありました。ザ・ローリング・ストーンズ8年ぶりの来日公演でした。
わたしは決めた。2月26日のライブのために働こう。生きていこう。そう決めたのです。

☆先日の日曜日は過ごしやすかった。暖かい陽光。春が近いな。そう思いました。
わたしは庭へ出ると愛猫:ミックから伝授されたネコ踊りをしてみました。
「ニャッ!ニャッ!ニャッ!」通称:ネコ踊りです。ポイントは飲酒をしながら踊る事です。真昼間のビールは格別に美味い。
だがしかし、どうも動きがいつもと違う。今回は軽やかなのです。
理由を知りたかった。けど原因を究明する事はできませんでした。なぜならわたしは酔い過ぎたんだ。

☆意図せず日曜日・夜のインターネット・ニュースで原因は明らかになりました。
日曜日の午後にザ・ローリング・ストーンズのメンバーがチャーター機で羽田空港に到着したとの事。
ミック、キース、チャーリー、ロニーとおんなじ地面に俺は立っている。もしかしてミックが吐いた二酸化炭素を俺が吸ってるかもしんないぜ。きゃぁーエッチーっ!だって?しょうがないじゃん。だってニッポンは狭い国なんだぜ。
そんな気持ちで浮かれてる人はわたしだけではないと思います。
そうさ、俺たちはストーン・ピープル。

☆26日午後半休と翌日午前半休。合計一日の有給休暇。
その為に本日月曜日から更にフル回転で業務遂行し始めた。
どうって事ないぜ。だって俺はストーン・ピープルなのさ。

☆THE SLICKSの次回ライブです。

2014.5.10(sat) MUTSUMI pre.【Rock On !!! vol.1】
浜松MESCALIN DRIVE
OPEN・START≫未定
ADV・DOOR≫未定
[BAND]
・やさぐれ(横浜)、ALL THAT GROOVING 、FLORIANS、THE SLICKS
and more...
[DJ]
・junpierre(スカダルマズ)


☆B.G.M.「THE ROLLING STONES/TATTOO YOU」
ボクが初めて聴いたストーンズ音源がこのアルバムでした。高校一年生の時。数人のロック好き同士でダビング・カセット・テープの交換をしたんです。
その人はストーンズのこのアルバムとツェッペリンの「イン・スルー・ジ・アウト・ドアー」をダビングしてくれた。ボクはピストルズの「勝手にしやがれ」とクラッシュの「白い暴動」とモッズの「ニュース・ビート」をダビングしてあげた。
ロックが個人の中でまったくジャンル分けされていないサイコーな時代だったのです。

No.1116 - 2014/02/24(Mon) 22:41:05