☆土曜日。明け方に夢を見ました。鮎川 誠さんがギターを弾いてる夢。鮎川さんには何度も夢の中でご出演いただいております。 「ぎゃぁいん」 マーシャル直結の音がやっぱり鳴っている。夢ん中でも。 夢を見てますが下界の音も聞こえる。眠りが浅いのでしょうか。 「ホーホケキョ」 うぐいすです。寝室付近の木からストローみたいな声で鳴いている。 また聞こえます。 「にゃあ」 飼い猫です。ブレックファアストのさいそくに違いない。
☆そのうち3つがいっしょに鳴りました。 「にゃあホケぎゃぁいん」 ベットから飛び起きる。午前5時45分。 「しまった!今日は休日出勤だった!」 午前7時から始業です。 「土曜日に朝7時から仕事かよ」 ミック・ジャガーみたいにおしりをプリプリ振りながら出社したのさ。
☆いつだったか女性ヴォーカルをあまり好まない人に出会ったことがあります。当時すでにシーナ&ロケットを聴いていたわたしからは信じられない出来事でした。わたしは女性ヴォーカルが好きなのです。 西暦1980年代後半に我が国で多くのバンドがデビューしました。通称;バンド・ブームです。 プリンセス・プリンセスという女性バンドの『ダイアモンド』という曲が大ヒットしました。モータウン調の曲はわたしの嗜好にぴったり。そして歌詞もたいへん気に入りました。
☆プリプリの姿をブラウン管や雑誌でひんぱんに見かけるようになりました。きれいな女性の5人組。その中でひときわ目を引く女性がいました。わたしの好みのタイプです。ロックのたたずまいな彼女はギター担当の中山加奈子さんでした。 『ダイアモンド』は加奈ちゃんの作詞でした。あるギター雑誌のインタビューでは好きなミュージシャンの名前としてジョニー・サンダース、そしてジョーン・ジェットの名前をあげていた。 「キミに決定っ!!!」 わたしは本屋さんでつぶやいたんです。
☆3月29日、豊橋AVANTIで加奈ちゃんのバンド;VooDoo Hawaiiansがライブしました。 平日の疲れ及び休日出勤の疲れをひきずりながら夜はアバンティです。しかし出発前、部屋でTシャツを着替えた瞬間に気持ちが変わりました「おう!加奈ちゃんのライブ行くぜ」。着替えたのはジョーン・ジェット&ブラックハーツの黒Tシャツさ。
☆開演10分前にお店に着くとほぼ客席は埋まっておりました。わたしは立って観たい。ので一番うしろのスペースに陣取りビールを飲み始めました。 前座が終わると加奈ちゃんたちの登場です。おう、加奈子、会いたかったよ。25年前のギター雑誌の中にいた彼女がステージにいます。
☆中山加奈子さんの唄とギター、そしてギター・ベース・ドラムの男性3人によるヴードゥー・ハワイアンズの演奏。洋楽のエッセンスが入ったまぎれもない日本語のロックがありました。どの曲も曲調がさまざまでカッコいい。 アンコール。「一曲カバーを演ります。ランナウェイズを演ります」と彼女。「イェ〜イ」とわたし。曲が始まった。けど曲名がわからない「こんな曲あったっけ?」。 唄いだして『チェリー・ボム』だとわかりました。あの大名曲が完全にアレンジされていた。ビツクリです。そのセンスに乾杯です。
☆物販で音源を買おうと思いましたが売り切れとの事。彼女は気さくにファンのみんなとの写真撮影に応じています。わたしも一緒に写真を撮ってもらおうかと思った。 けどダメなんです。行ってはダメ。彼女の近くに行ってしまったらおそらくわたしは燃えに燃えてしまうでしょう。ぴゅるるるる〜って打ち上げ花火みたいに上昇して戻らぬ人になってはいけません。 だって5月10日にはザ・スリックスのライブがあるんですから。 加奈ちゃんを遠くからちらちら見ていた。 とろ火でコトコトとカレーを煮込む、あの感じ。
☆ザ・スリックスのライブです。
2014.5.10(sat) MUTSUMI pre.【Rock On !!! vol.1】 浜松MESCALIN DRIVE OPEN・START≫未定 ADV・DOOR≫未定 [BAND] ・やさぐれ(横浜)、ALL THAT GROOVING 、FLORIANS、THE SLICKS and more... [DJ] ・junpierre(スカダルマズ)
写真は最近購入の音源。左がシオンの新作「不揃いのステップ」。右が山口冨士夫の「ひまつぶし」ボーナス・トラック満載のリマスタリング盤。どちらも素晴らしい。
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No.1121 - 2014/03/31(Mon) 22:37:33
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