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記事No.1141に関するスレッドです

幾枚のレコードと一対のスリッパ、そして一匹のネコのある風景。 / 淳吉郎
先週、土曜日は静岡のライブハウス;騒弦に行った。
「JunkYard 」というイベント。今回はそのVol.9。
庭、小さいテレーズ、the piqnic、UP-TIGHT、Sithterが出演(出演順)。
見ていて飽きないイベントだった。なかでもthe piqnicはちょっと前に音源を先に購入して聴いてたバンド。今回初めてライブ観たんだけどこれが音源と違っててビックリした。
「このバンドなんてバンド?」
「ピクニックだよ」
「ひえ〜〜〜カッコいいじゃん」
駄菓子屋でかっぱえびせんを買って、開封したらカールが袋の中から出てきた感じ。
そういえば数か月前、家内が名古屋の中古盤屋でサイケ・バンド、アイアン・バタフライのLPを買った。部屋で開封したらクリームのレコードが入ってた。
人生はまったくもってマジカル・ミステリー・ツアー。か。

翌日、日曜日は静岡市内のレコード屋とカレー屋。
ボクにとって休日のこのふたつの組み合わせは最強じゃないけど準決勝ぐらいの強さ。これがなかなか手ごわいんだ。
勢いづいてしまったぼくらは島田市のカセットパンク・レコードにも寄った。バー・カウンターもあるレコード屋。
サッポロ・ビールを飲みながらパンクを中心とした品揃えのレコードの中から数枚をチョイス。黄金の時間さ。ポール・ポジションさ。ノーアウト満塁だぜ。そして店長との会話。はずむ。
15時過ぎの浜松行き電車に乗って帰るつもりが16時半過ぎの電車になってた。
そんなつもりはなかったのに。やっぱり人生はマジカルでミステリーだ。

帰宅予定時刻より1時間30分遅く玄関を開けると「にゃあ!にゃあ!にゃあ!」とまるでビートルズの映画タイトルのような発声をする飼い猫。そのあと「にゃぁ〜」とあくびをひとつ。
猫もマジカルでミステリー。

写真のタイトルは『幾枚のレコードと一対のスリッパ、そして一匹のネコのある風景』。

No.1141 - 2014/07/09(Wed) 22:47:53