“生まれてすみません” その言葉をちょっとだけ頂いて “休んでしまってすみません” そんな言葉を発してしまう時期がまたやってきた。
5月、8月、年末。運よくボクは連休だけど一方では働いてる多くの方々がおられる。だから、ボクは言うんだ「休んでしまってすみません」。 けど、やっぱり「やったー!やっと休みだー」って連休の前日、退社のタイムカードを押した瞬間に絶叫してるのさ。心ん中で。
連休の初日には大切な事をしなきゃな。何日間も休みを与えられた人物なんだ。 住居の大掃除を済ました12月27日の午後6時過ぎ、豊橋のAVANTIに向かった。山善こと山部善次郎さんがバンドでライブを演るんだ。 Tokyo Dynamite Clubと名付けられたバンドのメンバーはGt:高橋“CAZ”一範さん(鬼頭径五・SION)、Ba:穴井仁吉さん(TH eROCKERS・MOTO-PSYCHO R&R SERVICE)、Dr:宮本“しゅう”秀二さん(THE ACCIDENTS)。 ワオっ!な方々での山善ライブ。本当に素晴らしかった。ベースとドラムで硬柔なビート、ギターがそこに甘いデコレイト・フレーズをマブしてくる。まるで、2日遅れのクリスマス・ケーキみたいだった。最高っ!
打上げに同席できた。 山善さんの70年代後半からの破天荒な言動はいろんなところで語り継がれてきた。らしい。ボク自身も、博多のロックに詳しい方や雑誌やインターネットで伝え聞いてる。 穴井さんがいろんな逸話やエピソードを話してくれた。一同みんな「うわー」「すげー」「マジか」って。山善さん自身も「俺の(今までの)いろんな話をするのに穴井がいちばん上手い」って笑ってた。 陣内さんが監督総指揮で映画化を希望します(笑)。
そんな会話のおかげで終電を逃したわれわれ。 浜松とは反対方向の豊橋への終電でとりあえず街まで。結果的に朝まで居酒屋で過ごし始発に乗車。 やっと帰宅すると玄関口で飼い猫が「にゃあ」と鳴いた。
それではみなさま、よいお年を。
B.G.M.「THE ROULETTES / STAKES AND CHIPS」
写真右が山部善次郎の新作“アローン”。左が山善さんVo.担当のThe DrillというバンドのDVD。1977年の博多でのライブ映像。 めんたいビートの原形がここに収められてると思う。77年でこんなライブを演ってたなんてすごい。
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No.1178 - 2014/12/31(Wed) 12:30:16
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