先日、名古屋まで映画を観に行った事は前回の投稿で記したとおりだが、実はその時の映写開始後、よくある《今後の上映予定映画の予告編》が流れたわけで、ロッカー山善の『6600ボルト』開始前に流れた予告編がパンク・ロッカー遠藤ミチロウの『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』だったって事は、当然のごとくわたしはその映像に狂喜し、そして思いを馳せたのが1月6日に地元浜松:ビスケットタイムで行われるミチロウさんの新年初ライブであって、実は本日がその当日だったから18時に終業のチャイムが鳴ると所有する軽自動車のエンジンを富士スピードウェイを走くりまわるF1マシンのごとくブイブイいわせながら浜名バイパスをかっ飛ばして帰宅、飼い猫に餌を給仕すると発車オーライ、今度はビスケットタイムにノロノロと向かった、ロンドン・バッキンガム宮殿のまわりにいる騎馬兵のように。 定刻にミチロウさん登場、それから2時間ぶっ放しの唄と演奏、そして♪ウォオおおおお〜♪彼独特な唄い方;通称バキューム唱法、1月23日から順次全国公開されるという映画のプロモーションもまじえながらのライブだったがわたしは感動した、実は演奏中はこれまでとまったく変わらないのだが、ライブ中のMCやライブ後の物販時の対応などにおいて以前よりもカドが取れたというか、丸くなったというか、柔和な感じがしたんだ、きっとボクが体験したこの感じの鍵を知るには映画『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』を観るのが一番じゃないかなって思った、そして今のミチロウさんのスタイルにすごい共感をします。
写真は物販で購入『遠藤ミチロウ/FUKUSHIMA』『羊歯明神/(SAME)』と映画のチラシ。
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No.1236 - 2016/01/07(Thu) 01:09:22
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