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記事No.1253に関するスレッドです

激しい季節 / 淳吉郎
14日(土)はボクのバンド;THE SLICKSのライブだった。
静岡市のライブ・ハウス騒弦。遠くからも近くからも見に来てくれたみなさま、共演の庭、Humangreatのみなさま、騒弦しげちゃん、ありがとうございました。感謝for YOU、ユー、ゆう。言うても言い切れんぐらいやね。ホントにありがと。そして、プジャリのDJ、いっつでもサイコー。

トップで出演は庭。
がぁーん。ぎぃーん。ぐぅうん。げよぉー。ごわぁー。
そんな濁音を億万個集めてきても彼らのノイズ・ミュージックには敵わない。そんな音の中、耳を澄ますと小鳥の声が聞こえてきた。「???」なんつって『世界ふしぎ発見』30年間分の放送量のはてなマークを集めたって敵わない瞬間だった。DJでもあり庭のメンバーでもあるプジャリは開演してもDJブースの中からいろんな音をプレイヤーとして発信してたんだ。終演後に見たら《日本の野鳥》みたいなタイトルの鳥の声色CDを流してたらしい。プジャリ、すごい。

次はHumangreat。
土俵上の仕切り線上で見合って見合って。「はっけよい」なんつって。んで双方呼吸を合わせて。ばぁーんと立会い。100キログラム越え同士のぶつかり。ふと、片方が左にずれる。ぱた。「只今の決まり手は、はたきこみー」なんつってね。秒速で勝負が決まっちゃった。まるで、そんな大相撲の真剣名勝負を見てるようなHumangreatのキラー・パンク・ショート・チューンの連打連打連打。素晴らしかった。

最後はTHE SLICKS。
現メンバーになって通算2回目のライブ。最初のライブっつーのは緊張と気合とその他もろもろがナイマゼになってて。だから、いいライブになる。事が多い気がする。問題は2回目だと個人的には思ってるんで。初回がそこそこできた事への安心感とヘンな馴れ合い感。そして片足にブーツ、片足に下駄っつー感じに履き違えたかのような自信感。そんなものがダラダラとバンド内の空気及びステージ上に漂ってるカッコ悪さ。そんな事にだけはならないように演奏しました。客席からはどんな風に見えたんだろ。

15日(日)は浜松市内でいろんなライブがあったけど元々から予定していた浜松メスカリン・ドライブへライブ観戦。地獄の季節とthe1970をはじめとする多くのバンド。地獄の季節のVo.担当は大好きなバンド;スキマノザラシのVo.ミズカミ氏。初見だったけどスキマとは違う曲調。でも彼の唄や詞やパフォーマンスっつー【存在】は健在だった。the1970、以前見た時はカバーが多かったけどオリジナル主体に変わっていた。カッコ良かったしうれしかった。

朝晩は涼しいけど日中は暑くなってきた。これから夏ですね。
なんかいろいろと忙しくなりそな予感がする。するんだ。
そうだ、きっと激しい季節の到来だ。
先日、出勤前に「早く家に帰ってきてビール飲みたいなあ」つったら女房が笑ってた。しょうがないよ。だって勤務中は厳しい季節なんだから。あ、俺は夏より冬の方が好き。

B.G.M.「V.A./THE UNSUNG HEROES」
先日の騒弦でフォノシックス・フクちゃんとネオ・モッズ談義になった。しらん間に今週のマイ・ブームはネオ・モッズ。このコンピ、名曲揃い。

No.1253 - 2016/05/19(Thu) 00:28:24