[ 掲示板に戻る ]

記事No.1261に関するスレッドです

ロックンロール・ミューズの話 / 淳吉郎
☆6月14日火曜日は名古屋クアトロへライブ観戦。菊 / ft. 鮎川誠 シーナ&ロケッツ。
平日という事を考慮してか開場19時 開演20時だったその日。勤務時間を朝7時から夕方4時へ前方スライド。うぎゃぎゃ ぎゃぎゃぎゃぎゃ。うなりまくるエルモアのボトルみたいに。タイムカードを押すと浜名バイパスをおいらのクルマはカッ飛んでった。夕方5時の電車に乗らなきゃ。なのさ。

☆今年の夏至は6月21日なんだそうな。
つまり、その日、14日は夏至に向かって接近中な日であり。『げし』っつータイトルなLP盤のアルバムがあるとしたらB面の3曲目ぐらいであり。昼間が長い。陽が落ちるのが遅い。どーすりゃいいのさサマタイブルー。さ。

☆愛知県中部の田舎町を私鉄特急が走る夕方6時過ぎ。
数週間前に田植えが終わった田園地帯が青い。帰宅を急ぐ夏服の女子高生があぜ道をしゃかしゃかとチャリンコこいでる。川べりには足の細い白い鳥がくちばしでつんつんツンツンしてる。車窓のこちら側ではサッポロ黒ラベルとグリコ・プリッツ・サラダあっさり塩味。ぽりぽりしてたら名古屋に着いた。クアトロに向けて、いざ鎌倉・名古屋編。んな感じ。

☆先にホテルへチェックインしたあと、クアトロに行った。
昼間は会社で一生懸命働いてるような中高年の方々がストーンズやジョニー・サンダースや村八分などの粋なTシャツを着用して開演を待ってる。いいね。『いいね』なんて用語はこーゆー時にこそ使う言葉なんじゃないかな。俺はそう思うけど。そーいえば、おんなじ光景があったっけ。それは2年前のストーンズのライブだったなあ。おやじたちがそれぞれお気に入りのバンドTシャツでキメてた。つまり、ニッポンにも、ストーンズとおんなじような雰囲気を観客から感じさせてくれるグループがあるって事さ。知ってるかい。今日は菊とシーナ&ロケッツなんだぜ。

☆午後8時過ぎにライブが始まった。
ぎゅわ〜ん。がぎぃ〜ん。ぐわぁ〜ん。がけぐごん。うるさい(菊の声)。しゃらりぃ〜ん。きゅぅ〜ん。ががががががががぁーん。ちゅろん。
ニッポン中に存在する擬音語を収集しつくしたって表現しつくせないようなライブだった。
漢字2文字で言えば【圧巻】だったんです。

☆終演後はその日に三重県から来てた長年の友人と家内と3人で打上げ。
いろんな話をした。共通な話題がいっぱいいっぱいあるから。どうしてサイコーなライブの後の酒っつーのはこんなに美味いんだろう。そう思った。みなさんもそーゆー体験あるら。きっと。

☆こうやってロックンロールっつー巨大な物体がころころコロコロと続くんでしょう。
きっと、ロックンロールの女神たちに誘(いざな)われてるんだ、ぼくらは。

☆ぼくのバンド、THE SLICKSの次のライブです。

BAD MOON RISING vol.3
8/27(土)浜松 キルヒヘア
18:30/19:00 ¥2000/¥2500+1d
出演;
THE PRIVATES
PHONOSICS
爆走天龍
THE SLICKS

レコード係;PUJARI

B.G.M「恋はみずいろ/ヴィッキー」

写真は菊さん69歳の誕生日である先日6月9日に発売された新作『ロックンロール・ミューズ/菊 ft.鮎川誠 シーナ&ロケッツ』
現在の菊さんとシナロケの音が詰まってると思う。おそらくスタジオ一発録りじゃないかな。んで、ギターの音がバカでかい。笑っちゃうぐらいでかい。つまり、俺が求めるロックのアルバムがここにあるんです。もう最高っ!

No.1261 - 2016/06/18(Sat) 02:29:53