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記事No.1280に関するスレッドです

すごいひとの話 / 淳吉郎
10/8,9のライブ、なんとか無事に終える事ができた。
んだけど「次、行ってみよー」なんていかりや長さんのようにはまだ言えず。もろもろの事後処理がまだ続いてる10/10以降である。家ん中もいろんなおもてなしグッズの残り等が散乱してるし。
ブラックコーヒー好きのロケッツ・メンバー(スタッフも含む)の方々に用意したドリップ・コーヒーの残りを外国製の硬水で淹れて、それを飲みながら浜松ラスクやうなぎパイやあげ潮なんつー浜松銘菓の数々をポリポリかじってんのさ。部屋ん中で。この事ひとつ取ってもボクん中の非日常がまだ続いてる(笑)。

思えば4月8日頃に自主企画を決定し6ヶ月の間、それを中心に生活をしてた。気がする。
だもんでいろんな事がほっぽらかしで。たとえば庭が雑草でボーボーだし、夏の思い出、ゴーヤやアサガオやヒマワリが枯れた姿をさらしたまんま。まあ、こんだけ時間が経過するとそれもひとつの景色になっちゃうんだけどね。各人が持ってるそれぞれの悲しい思い出とおんなじかもしんない。受け入れちゃうのさ。

本日(16日)は草取りをした。
数キロ北方に存する浜松自衛隊では航空ショーが実施されており。数機の爆撃機が爆音を立てて上空を旋回してた。秋の青空だから、ブルーなんとかと名付けられた編隊飛行はまるで青空の保護色のようでぼくにはその存在を確認できなかったぜ。まるでカメレオンみたいに。♪Cool It Down,Cool It Down,Cool It Down カっメレウぉ〜ン♪
だってぼくは黄緑、浅緑から深緑までいろんな色をした草を抜いてたんだ。部屋のステレオからは80年代のストーンズ流れてた。縁側の日陰にはサッポロ黒ラベル。

水曜だったか木曜だったか、インターネットの画面でアメリカの有名なロッカーが世界的に著名な賞を受賞するというニュースを見た。ぼくはおもわず笑ってしまった。ホントに笑ったんだ「あははは!ほんとか!」って。
うれしいとか喜びとか、そんな笑いではありません。『寝耳に水』ってタイトルの映画を誰かが作りたいとして、オープニングのシーンに迷ってたならぜひともこの時のぼくの感じを使ってほしい。あ、もちろんぼく自身が出演だに。ウィークデイにやってる今の仕事じゃなくって別の仕事をやりたいんだよん(笑)。

ディランが選出された事や彼がその事実を受け入れるか、もしくは拒否するか、について多くの方々がコメントされています。
もし彼が受け入れたらそれに対して否定する人が出てくるし、もし彼が拒否したらそれに対して否定する人が出てくるでしょう。みんながそれぞれ《ボブ・ディラン》って存在に対するイメージを持ってるって事だと思う。
ぼくはディランが受け入れても、拒否しても「すげぇなあ」って言います。
だって俺にとって彼はとんでもなく「すごいひと」なんだ。

「次、行ってみよー」なんていかりや長さんの代わりに先日のロケッツ・ライブでぼくらTHE SLICKSと一緒に前座を演ってくれたD.F.のVo.担当:KさんとGr.担当:一葉くんのおふたりがライブの誘いをしてくれた。ありがとうございます。
詳細は後日発表という事でとりあえず日程と場所だけでも。
11月26日(土) 静岡サナッシュです。スリックスは先日とおなじくベースにタケを迎えて演ります。みなさん、よろしく。

B.G.M.「GIPSY KINGS/(same)」
我が家のBGMは家内と自分とで交互にレコードを選んでる。現在、彼女が選んだのがこれ。このレコードのおかげで以前、ジプシーキングスについて検索した事がある。
彼らがデビューする前、いろんなところを巡業してたらスイスかどこかのレストランで老人が演奏を観て泣いてたんだって。後々、そのご老人はチャーリー・チャップリンだったって事が判明したんだって。
「かつて世界中を泣かせた人をぼくらが泣かせたことに感激した」ってメンバーの方は後々コメントしたらしい。すごいけど、老人になっても素晴らしい演奏で泣いちゃうチャップリンはやっぱりすごいひと。って思います。

No.1280 - 2016/10/16(Sun) 22:08:12