我が借家は築35年越え。 住むようになって7年半ぐらい経つけどたいへん気に入ってる。「住めば都」ってことわざは本当かもしんない。この年末も若干の清掃をした。大掃除なんて言葉はおこがましくて使用不可なレベルだなあ(笑)。
ゴシゴシやってると「にゃぁ(おう?ジュンキッチー、めずらしく掃除やってるじゃんか。しっかりやれよ)」と飼いネコ。現場監督のように彼奴がやって来た。 「あ、ミック監督、すいません、ここちょっと拭きたいのであちらへ移動いただけますか」 「にゃぁ(ああ、わりぃわりぃ。でもよ、あれだな、今年のノーベンバーだったけっか、水道の蛇口に浄水器を設置したら。あれ以降、ウォーターが美味くてよ、ガブガブ呑んじゃうだに。ジュンキッチー、サンキュウだったな)」 と言いながら右手の肉球で「ぱしっ」ってネコパンチ。しこしこ雑巾がけしてるぼくの左ひじに食らわせると去って行った。 ごめんね、うちのネコ、ほかとはちょっと違うぜ。簡単な英単語とか遠州弁の王道パターンを駆使するネコなんだ!?。
そんな飼いネコ、ミック。彼奴が我が家に来られたのはぼくと家内がペットショップに貼られた里親募集の貼り紙を見たのがきっかけ。そのお宅に伺うと5匹の子猫がいた。入室して一番最初にぼくらに近寄ってきたのがミックだった。「奥さん、このコをいただけますか」って目の前にいる広告主に言った。 すべてはタイミング。ミックを飼うようになって、そんな言葉を実感したんだ。
個人的に一年間を振り返るといろいろあった。 おそらく、みなさまがそれぞれ振り返るのとおんなじくらいのいろいろ具合じゃないかな。みんな、ご自分のポケットにいろいろ詰め込んで生活してんのさ。しょうがないら。あろあろ、いろいろ、ウロウロ、エロエロ、おろおろ。って生活してんだ。 ん〜ボインのア行は強烈ね、やっぱ。本能的みたいな(笑)。基本から始まる、って事かもしれん。きっと、みなさんすべてが、ご自分の初期衝動から始まってるはずだし。ね。
すべてはタイミング。 この言葉こそ、ぼくにとっての今年一年間での言葉かもしれん。 ぼくのバンド、THE SLICKSは西暦2016年な本年、絶妙なタイミングでライブを5回演れました。ありがとう。
うれしい事に神のオボシメシか。残念ながら悪魔のイタズラか。もしくは強引マイウェイな個人のノリか。 だがしかし、神がうれしい事、悪魔が残念な事、を引き寄せるって考え方もわからん時代になってきた。民意で選ばれたり、もしくは企業の上層部で選ばれたりした人たちが「なるほどな」って行動をするとは限らんようにね。ぼくたちは自分のカードを今まで以上に大切にした方がいいかも。って思います。
みなさん、一年間ありがとうございました。よいお年を。
追伸:この投稿を年明けに読まれた方、昨年はありがとうございました。よいお年でありますように。
B.G.M. NHK紅白歌合戦、大竹しのぶさんが唄うピアフの「愛の讃歌」。 数年前に美輪明宏さんが同番組で唄われた「ヨイトマケの唄」とおんなじくらいの感動をした。
写真はパブロックの大親分って言い方が良いのかな。MICKY JUPPのバンド、LEGENDの編集盤。俺的に原点回帰な感じで最近はここら辺を聴きなおしてるのよー。
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No.1295 - 2016/12/31(Sat) 23:05:33
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