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記事No.1301に関するスレッドです

DANCING IN THE KITCHENの話 / 淳吉郎
ぼくはそれほど食通ではない。
まあ、美味いもんが喰えれば「これ美味ぇなあ」なんつって喜んだりするけど。
だから、てくてくと美味しい店を探して歩く、ということもしないんだ。

でも、こんなことを考えることがある。
「行きつけのお店なのに行くたびに味が違うお店がもしあったらどうなんだろう」って。
富士山に行ったら、標高3776メートルの時もありゃあ、標高エベレストな8000メーターだったり、標高地域子供会の秋の遠足レベルだったり、そんな感じ。
それを楽しみに通う人もいるかもしんないけど、極めて少数だと思います、おそらく。
店主は、いっつも安定の味をお客さんに提供するものなんだろうし、お客さんもそれを当然と思っているのだろう。

先週の日曜日は浜松G-SIDEへライブを観に行った。
イベント名は無かったけど、この日は大好きなバンドD.F.、そしてthe1970のサイコーなギター弾き:一葉君のイベントって言い方をしてもよいのかな。
ライブは出演順に
望月康平&Larry
Jericho
SPUNK'S RED BOOGIE
the1970
WOLF&THE GOODFELLAS
という熱いメンツだった。

ド熱いライブをノリノリで観ながら感じたのは、やっぱりバンドってそれぞれに味があるんだなってこと。
リーダーや楽曲制作を担当してるメンバーのレシピをバンド全体が調理して、こちらに届けてくれるんだ。
だから、ライブ・ステージはある意味、厨房みたいなもんかもしんない。
スポット・ライトがあたってる厨房ん中のバンド・メンバーは料理人だけど、ある意味、料理の素材であるかも、そうとも思います。
それぞれのテンションや体調やコンビネーションが“ライブ”っつー“料理”ん中に沁みてくるんだ、だし汁みたいに。
そんなことを感じた素晴らし〜日曜日だった。
一葉君、お疲れ様でした。

今週末は俺のバンド、THE SLICKSがライブ。
『和洋折衷ロックンロール料理庵:ザ・スリックス新装開店』な日です(笑)。
んで、出演全バンド、超強力なだし汁であなたの脳内&脳みそをこねくり回すでしょう。
でも大丈夫だら。
この日は踊ればいいのさ『ダンシン・イン・ザ・ストリート』ならぬ『ダンシン・イン・ザ・キッチン』で(笑)。
DJのおふたりも強烈だぜ。
みなさん、よろしくね。

PHONOSICS企画【BAD MOON RISING vol 6】
スーサイドTV レコード発売記念ギグ
2月26日(日)
浜松キルヒヘア
OPEN 18:00/START 18:30
A/D¥2,000/¥2500(+1d)
◆出演
PHONOSICS
suicide TV(岐阜)
THE HAVE NOT’S(横浜)
Gangliphone
THE SLICKS
◆レコード係
TAKE(ex.DREX)
TAKUMI(SUNSET BARIQUANDS)

B.G.M.「PURPLE HEARTS/MILLIONS LIKE US」

写真は今夜、聴いてるレコードの数々。
不思議と俺がライブをする前って我が家ではモッズ・モード全開になるんよ。

No.1301 - 2017/02/23(Thu) 00:04:42