[ 掲示板に戻る ]

記事No.1307に関するスレッドです

あの娘はロックンローラー / 淳吉郎
☆18日(土)は浜松キルヒヘアへライブ観戦。
ニューヨークのガールズ・バンド、BABY SHAKESのジャパン・ツアー浜松公演。
LES VALSE USES。1曲目がLEW LEWISのカバーでいきなりテンションをあげられてしまった。
Swerve。フロント3人が自作曲をそれぞれ唄った。R&Bの要素もちょっと見えた。うれしいバンドの出現だ。
GORILLA*。楽曲、演奏、そして“たたずまい”。非の打ちどころのないパワーポップを体現していた。すげぇ。
PHONOSICS。メンバー4人から客席に向けられた光をぼくは目撃した。あれはきっと、フォノシックス光線だった思う。しばらくライブはお休みとの事。再開が待ち遠しい。
BEATSEEKER。長い活動をしているバンド。今回もいつも同様、新旧取り混ぜた選曲のライブだった。バンドはもとより観てるお客さんもテンションあがりっ放しだった。すばらしい。
FLORIANS。リズム隊メンバーが変更した話を耳にしていたが今回、初めて観た。変わらぬフローリアンズと変わったフローリアンズ。そして相変わらずの阿呆なフローリアンズ客(笑)。つまりサイコーって事。犬ちゃん、企画お疲れ様でした。
BABY SHAKES。初来日時も浜松でライブを演ってる(フクちゃん企画)。その当時買った1stアルバムを先週から聞き直してた。チャックベリー・スタイルのロックンロール・リフを多くの曲で奏でてる。そんな意味でもロックンロールなバンド。それだけの部分でもすごく貴重なバンド、そう思いながら聴いてた。今回も元気いっぱいのライブ。彼の築いたスタイルがこうやってアメリカの女のコのバンドやニッポンの女のコや俺たち野郎どもにも広がってるって事かな。いいライブでした。あの娘(コ)たちはロックンローラー。

☆19日(日)の午後から住んでる団地の自治会総会出席。
実は来季(今度の4月)から住んでるブロックの組長(隣保長)なのだ。順番だからしょうがない。んで久しぶりに総会へ出席したの。とある案件で総会は軽く燃え上がった。ああ、ほんとうに世界にはいろんな人々がいて、いろんな立場(自分の立場?)から発言するんだなあって思った。えっ?そう言うおまえはどうなんだって?
ぼくはねぇ、
「ストーンズとビートルズのどっちがサイコー?」って訊かれれば
「どっちもサイコー!でも、フーとスモールフェイセズとキンクスもいいに」って答える。んで、そっから60’Sビートバンドの話が始まっちゃって。終わりが来ないかも(笑)。んな感じ。たぶん。
そんな俺が来季から組長でーす。

☆20日(月)は名古屋の美術館で開催中かつその日が最終日でもある《ゴッホとゴーギャン展》に行った。
午前11時前に美術館到着。だけど、すんごい行列。行列のできる料理店に行くことは滅多にないけど、大好きな画家の展覧会だもん、がまんするさ。多くのぼくたち閲覧希望者たちは吹き抜けのある文化系ビル10階の円形通路上を太陽系ん中のひとつの惑星が365日間で一周するみたいに行進していったんだ。ざっざっざっ。って。
でも、軍靴の響きじゃないぜ。ゴッホとゴーギャンの絵を観に行くのさ。

☆展覧会に行くといろんな人々がいる。そう、昨日の自治会総会と一緒さ。
館内に入ってもやっぱ行列でみなさんが絵を眺めてる。複数で来られている方々の多くが壁に掛けられてる絵画の数々を眺めながらそれぞれ会話をするんだ。ぺちゃくちゃと感想をその場で述べられ始める。その人たちの後方や前方で絵を見てるぼくの鼓膜にも声が響いてしまうわけで。実のところ、うるさいわけであります。黙って見てろよ、みたいな(笑)。まあライブハウスと一緒かもね。楽しみ方は自由って意味合いではおんなじかも。
そのうちふたりの女子が現れた。15〜6歳ぐらいだろうか。絵をホントに見たくて来たのかわからないような会話をしてる。「ちっ!」って俺が感じるような話。だがしかし、しばらくして出てきたレモンを皿に盛ったゴッホの絵で「レモンがジャガイモみたーい(「バカやろ」って俺の心の声)。「あ、でもすごい。馬鈴薯の(「おまえ若いくせにジャガイモをバレイショって呼べるんだ」って俺の心の声)まわりが赤で塗ってあるじゃん。バックが緑だし。すんげー!このセンス!」。その瞬間、ぼくは彼女のファンになってしまった。彼女が美術部所属かどうかは知らんが19世紀後期のフランス印象画の手法をさらっと言ってのけたんだから。その後も彼女はゴッホやゴーギャンの絵に対し名言を繰り広げたのだった。ひゅう!
あの娘(コ)は画家、もしくはロックンローラーになるべきだろう。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

THE SLICKSの次のライブはこちら。
今回は手持ちのチケットありますので。よろしければぼくたちメンバーまでお買い求めください。

MAMORU & The DAViES「3Girls」発売記念ツアー浜松公演

4月9日(日)
浜松 窓枠4Fマジミカスタジオ
OPEN 16:30/START 17:00
A/D¥2,000/¥2500(+1d)

☆出演
MAMORU & The DAViES
モリクン&ザ・ボケっツ
THE ビール飲もうズ
マッスルNTTなどズ
THE SLICKS

写真は名古屋で買ったレコード。
「THE DAVE CLARK 5/HAVING A WILD WEEKEND」
このレコード、映画のサントラらしいんだけど、タイトルが映画名なのかな?
収録曲、やっぱ、すんごい。このバンド、すばらしい!

No.1307 - 2017/03/22(Wed) 00:29:40