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記事No.1310に関するスレッドです

巨大モールと個人店舗、そして音量と熱量にまつわる話 / 淳吉郎
4月1日は静岡までライブ観戦。「みろくさんぶ」というお店。
初めて訪れるお店。なので、場所や道筋を含む事前調査をしたところ、ライブスペースのみならず、音楽スタジオとか静岡おでん屋とか猫がいるスペースとかもあるらしい。んで、この日、4月1日からAbekawa橋レコードという中古レコード屋もオープンするという。
「なんだ?そのお店は」と思った。コミューンというか、ちっちゃな文化村というか、そんなイメージがぷくんと脳内にふくらんだ。そして、そのオープン記念ライブに柳茶屋、Youth of Kawamukouといった友人たちも出演するという。こりゃ、行かなくちゃだわ。

静岡駅からバスに乗り20分後ぐらいに到着。入店。ビツクリした。上記のお店がすべてひとつの家屋の中に在していたんだ。
週末になると多くの家族づれやカップルなどが巨大ショッピング・モールに集結してる。たまーに行くけど居心地がよろしくない。ぼくにはね。それより、こっちの方がいいかな。俺の好きなものが全部結集してるし。んで、レコードを数枚買った。そのうち1枚は探してた盤だったんだ。超格安にて。見つけた時「うわっ!」って、ちいさくつぶやいてしまった。

ライブが始まった。ユース・オブ・カワムコウこと佐藤くん。時事ネタを含むガッツなライブだった。柳茶屋は4番目。先程も記したようにひとつの家屋にマイ・フェイバリットなグッズやフーズやドリンクスやアニモーズがアツマテマス。ココ、ビッグサウンド、ノーね。スモール・ボリュウムでエンソウ・プリーズ、ヨロシク。
オーカァ〜イ!レディース・アーンドゥ・ジェトゥメン!ウィーアー・ヤ・ナ・ギ・ジャ・ヤっ!カモ〜ンっ!ハッ!

そんなたくさんのカタカナが波止場に舞うカモメのように飛び交う状況の中、柳茶屋の3人は音量少な目で演奏を始めたんだ。そして次第に3人のボルテージは上がり始めた。ボルテージというのは音量ではありません。熱量みたいなものです。ピーナッツは小粒でもカロリーが高いみたいに。新曲を含む演奏が続いた。そして3人は果てた。ぼくたちは大喝采を送った。ちっちゃな、ちっちゃな、みろくさんぶのステージだったけど、3人は確かに音を紡(つむ)いでいたんだ。もう最高っ!

巨大モールと個人店舗、そして音量と熱量。
どっちがいい、とか、どっちがわるい。そんな話じゃありません。
4月1日にぼくが感じたホントの話です。

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日曜日はTHE SLICKSのライブです。
開場開演が早いです。お気を付けください。ぼくらは2番目に演ります。よろしくね!

MAMORU & The DAViES「3Girls」発売記念ツアー浜松公演

4月9日(日)
浜松 窓枠4Fマジミカスタジオ
OPEN 16:30/START 17:00
A/D¥2,000/¥2500(+1d)

☆出演
MAMORU & The DAViES
モリクン&ザ・ボケっツ
THE ビール飲もうズ
マッスルNTTなどズ
THE SLICKS


B.G.M.「NIKKI SUDDEN / Back To The Coast」
みろくさんぶで見つけた1枚。販売枚数がそんなに多くない『パンク&ニューウェイブ』コーナーだったけど「うわぁ、この人のレコードあるんだ!」ってビツクリ!購入即決!

No.1310 - 2017/04/05(Wed) 23:28:42