たとえば、野球場でいきなりサッカーが始まったとしたらどうだろう。サッカー・スタジアムで野球がプレイボールしたらどうだろう。 野球を見に来たお客さんのうち、多くの方々は憤怒するに違いない。サッカーを楽しみにして来たお客さんの多くもおんなじだと思う。 もしかしたら、その光景って、1965年7月のニューポート・フォーク・フェスティバルでディランがいきなり爆音でロックを演りはじめた時「多くのフォーク・ファンが彼に対してブーイングを浴びせた」って伝説的に語られている話に似てるかもしんない。
21日は浜松市繁華街にあるショット・バーへライブ観戦。 東京で活動されているドカンズのGt.&Vo.福井コウダイさんの弾き語りライブ。数ヶ月前に彼のライブをキルヒヘアで観て「おっ!カッコいいね〜」って思ったから。 彼の出演前には地元のフォーク・シンガーの方々が演られました。ギターも唄もお上手で、これぞまさしくフォーク、という演奏だった。その後に登場のコウダイさん。エレキでジャ〜ンってライブ。楽曲も歌詞も歌い方も、そしてMCも起伏に富んでて「やっぱロックってこーゆー事だよな〜」って思った。 そして、浜松のちっちゃなショット・バーだけど、あの時のニューポート某フェスと似たような雰囲気を、ちょっとだけ感じる瞬間もあった。ブーイングはないけど・・・俺の脳内の想像銀幕スクリーンで・・・そう思った。 世の中の誰もが自分の世界ん中の独裁者なんだ。きっとね。違うことは認めたくないのさ。
22日は浜松キルヒヘアへライブ観戦。 出演はフルーキー、THE JASON BLUE-RAY、青春☆金属バット、BEATSEEKER、にわかあめ、ザ・ハンズボーン。 そろそろ、もうじき、通称:夏フェスなんてククリの音楽イベントが全国各地で開催されます。おそらく老若男女問わず様々な出演者が演奏するんだろう。この日もそんな感じな全人類的ワールド・ロック・夏フェス的浜松キルヒ編だった。 ライブが始まった。 全バンドが老若男女各年齢における一日の食事摂取規定カロリー量を大幅に超えるかも、な熱量での演奏だった。お客さんもみんなノリノリ。イベント終了後、俺は駅のホームへ向かってそそくさと帰路についたんだけど、な〜んか身体が軽かった。そんな気がした。 きっと俺は俺の世界の独裁者なんだ。物事を自分の都合に対し良くなるように考えてるから。
21日と22日、企画のポテティ中村さん、お疲れ様でした。
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ボクのバンド、ザ・スリックスの次のライブもポテティ中村さんの企画になります。あなたのお身体、間違いなく軽くなるに。
上空の中村 《あの夏》 8/5(土)キルヒヘア 開場18:00開演18:30 2000円(お飲み物1杯付)
Stripper atomicfarm ピンクロリータジュリエッツ マシス THE SLICKS
DJ HimitsuSyounenn Mum(MUMBLES
写真は個人的なザ・スリックス用新規備品。3品をホームセンターで買いそろえて完成。備品って言い方、なんか企業っぽいね。 でも、まぁ、俺は俺の音楽世界の独裁者なんで(笑)。あなたの音楽世界におけるあなたとおんなじように。ね。
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No.1329 - 2017/07/24(Mon) 01:03:38
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