8月最初の一週間はライブに行ったり、ライブを演ったり、ライブに行ったり。
2日(水)は豊橋アヴァンティでの本間章浩さん弾き語りへ。 全身全霊のライブだった。 でも、いつだって彼はそう。ぼくが今まで見てきた本間さんのたくさんのライブ、彼はいつだってそうなんだ。だからといって、ぼくが(もしかしてあなたも?)、日頃こなしている通称:ルーティン・ワークとおんなじにしちゃあいけない気がします。 おそらく年間200本以上のライブ活動をされている本間さんは毎回「今日のライブを全力で演る!」って気持ちだと思うから。
5日(土)は浜松キルヒヘアでぼくのバンド:THE SLICKSがライブ。 来てくれたたくさんのお客さん、共演のみなさま、DJのおふたり、そしてキルヒヘアとイベント主催のポテティ中村さん、ありがとうございました。 現在、ぼくのバンドは3ヶ月に2回ぐらいのペースでのライブ活動。 だけど、やっぱライブって特別な瞬間、かつ当たり前な行動。バイク乗りが「今日はツーリング!よっしゃー行くぜー!」って気合い入ってるけど、普通にバイク乗るのを楽しんでるって感じに似てるかな。 この日のスカ、淳三郎、淳吉郎のスリックス3人は1970年代後半の国産2サイクル3気筒バイクみたいに青白い排気煙を立ててキルヒヘア店内をグルグル回ってたのかもしんない。
6日(日)は名古屋のバー・リップルまでライブ観戦。 大好きなバンド:シスターポールの企画に我が盟友でありライバルでもあるフクちゃんがソロで出演、そして前日のキルヒヘア・ライブで共演したピンクロリータジュリエッツも出演。 企画は全6組の出演だったけどみ〜んなスタイルが違ってて面白かった。そんな中、フクちゃんのギター、いい音で鳴ってた〜。お客さんの中には名古屋在住の音楽友達が3人もおられて、そんな再会もうれしかった。 お店はJR中央本線の高架下にあり、ライブ中に「ガタンゴトン ガタンゴトン」って鉄輪が等間隔に並べられた枕木の上を転がってゆく音がするんだよ。これがまたライブっぽく聞こえてね。すんげー味のあるスペースだったんだ。
帰り道での高速道路。月曜日からのルーティン・ワークに向け家路を急ぐ方々のクルマが2車線道路のセンターラインを右へ左へと移動しながら走ってゆく。間違いなくぼくもそのうちのひとり。 「みんなファッキン月曜日へカウント・ダウンだね〜。けど、ある意味、来週末に向けてのカウント・ダウンって考えりゃいいかもだね〜」なんて思いながらアクセル・ペダルをぎゅう。人生は思いのほかビッグ・ビートかもしんない、考え方によっては。 時計の針は午前1時を経過してた。 カー・ステレオからはニッポン語のエイトビート・ロックンロールが鳴っていた。
☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。
MODERN PLOT vol.12 10/14(土)浜松キルヒヘア 開場18:30開演19:00 前売2000円 当日2500円(1D別)
BEATSEEKER The lostnumbers(福山) THE ZIP(大阪) The SUE Swerve THE SLICKS
DJ F山(PHONOSICS) MIYAKEN
写真は本間さんライブで購入したTシャツと音源。 Tシャツは女性ファンの方が制作されたとの事。5日のライブのリハの時に着ていたら、共演者の方のうちのおひとりが「あっ!本間さん!」って言った。 「これは発売されたばかりのTシャツなんですよ〜」とぼくはちょっとだけ胸をそらして答えた。
|
No.1331 - 2017/08/08(Tue) 00:22:17
|