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記事No.1344に関するスレッドです

ガラケーの狼 / 淳吉郎
☆10月某日
某メジャー人気バンドの新作ツアー、浜松公演チケットの一般発売日。
それまでにあったプレイガイドの会員先行予約では敗退。一般発売先行予約でも敗退。残るのは、一般発売のその日のみ(もしくは転売サイトにてくやしさこらえて高価で購入・・・か)。
必勝祈願しに神社仏閣へはせ参じることはせず、ぼくがしたのはパソコンで検索「コンサート・チケットを取るコツ」だった。その中にこんな言葉が記されてた。
【ガラケーを使う】
これだ!と思った。スマートフオン回線よりもガラケー回線の方が電話がつながりやすいという結果があるらしい。そして、なによりもわたしはガラケー・プレイヤーなのだ。いぇい。

チケット発売がスタートする午前10時にあわせおよそ1分前からぼくのガラケーは、ぶるるるると暖機運転を開始した。
そうさ、俺は街道レーサー。俺はあの日の風吹裕矢だ(誰がやねん)。俺こそがサーキットの狼・・・もとい、ガラケーの狼さ(カッコわる)。ぶるるん。
スタート・フラッグが振られる15秒前からプレイガイド特電ダイヤルへ通話開始。流れてきたのは「タダイマ ナビダイヤルデ オツナギシテオリマス・・・」という能面のような顔つきのオンナが発する無機質な音声。
「バカヤロ!てめぇ早くつなぎやがれ!おまえ俺様を知らねぇのか!ガラケーの狼とはこの俺のことさ!(まだ言うか)」。

午前10時ジャスト、スタート・フラッグが振られた。
狼(はい、わかったわかった)はアクセルを踏み込んだ。加速するぼくのガラケー。
ぷつ。「コチラハ ローソンチケット ザ・クロマニヨンズ トクデンダイヤルデス・・・」
さっきとは違う能面のような顔つきのオンナが無機質な声でしゃべり始めた。そうです!チケット・ゲットなのです!おもわず電話口の向こうにいる能面の彼女をぎゅっと抱きしめたくなった。
いや、ちょっと待てよ、無機質な声だけどちょっぴり鼻声だぜ、彼女。むかしから聞き覚えがある声さ・・・うわっ!えっ!マジっ? もしかすると、その能面をはずした彼女は美保純ちゃん(やっぱ登場)かもしんないぜ!
うおぉーーー!(おまえ、早くプッシュボタンで登録手続きしろよ)。

B.G.M.「DAVID BOWIE/THE SINGLES COLLECTION」
彼のスゴいところは、どの時代でも洗練(言い換えればクールかな)されてるところだと思います。

☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

11/3(金)浜松G-SIDE
開場18:30開演19:00
前売2000円 当日2500円(1D別)

SWERVE
RANGSTEEN
マンホール
SHELL ROCKETS
THE SLICKS

DJ MIYAKEN

写真:先週のバンド練習は予約がひきめきあっていて通常とは違う部屋にて。お価格がお高いおスタジオだった。入室してビツクリ。洋楽バンドのポスターが貼ってあった!そこそこ長くバンドマン人生を過ごしてるがこんな部屋は初めて。
ストーンズのポスター! 俺のテンション、浜名湖うなぎのぼりの練習だったことは言うまでもなく。真空管直結野郎健在(でた! ってか、新しいバンドマン系9文字熟語完成w)。

No.1344 - 2017/10/23(Mon) 22:09:51