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記事No.1360に関するスレッドです

あいかわらずな話 / 淳吉郎
自宅の大広間の真ん中でクルッと一回転した。
ふたつの目ん玉から眺めた世界、それはあいかわらず。レコード・プレイヤーを始めとするステレオ・システム。10代前半から購入を開始したレコードを始めとする各種音楽ソフト。高校生時代に購読したギター雑誌に掲載されてた鮎川 誠さんの切り抜き写真。1990年のザ・ローリング・ストーンズ初来日時に東京ドームではない場所で購入した(WOWっ)キース・リチャーズのポスター(つまりブート物ね)。そんな景色の中、2013年3月末の生誕から数ヶ月後に我が家に降臨した、と思ったら知らぬ間に世帯主の座をわたしから奪った飼い猫:ミックが♪にゃあ♪と言いながら斜めに部屋をゆき過ぎる。「へいっ!大将っ!本日もゴキゲンよろしいようでなによりっす」わたしは主にコウベを垂れる。
平成30年になっても中村家の風景はあいかわらず。かもしんない。だといいけど。んな感じ。

地球が太陽の周りをクルッと一回転した。
スタート地点に立ち戻る寸前の31日、あいかわらず開催されてる紅白歌合戦の一部分を視聴した。アムロちゃんとクワタさんの出演シーン。今年9月に引退するアムロちゃんは「永遠に続く遠近法」を具現化したような奥行きのあるセットの中、真っ白い衣装で歌唱。歌い始めが低域の音程(おんてい)、というむずかしい曲なのにまるで張り替えたばかりの障子紙(しょうじがみ)のような芯と張りのある声を披露してくれた。良い歌手だと思う。もし引退後の予定が未定ならばうちの自治会にお呼びして老人会の唄の講師をお願いしたいなあ、と思った次第。クワタさんは3拍子の昭和感あふれる楽曲、そしてクワタ感あふれる日本語詞、これは間違っても昭和感ではなく彼の独特な世界、だった。素晴らしいミュージシャンだと思う。メジャー過ぎちゃってる存在だから、彼が「実は隠し持っている毒もしくはブラック・ユーモア」みたいなものを多くの人々が気づいてないかもしんないなあと常々思っている次第。
気づいたら地球がスタート地点から新しいひとまわりを開始した時刻だった。みんなあいかわらずなんだろう。

3日は我が家でTHE SLICKS新年会。しゃぶしゃぶパーリー。
バンド・メンバー全員を自分の家にお呼びして新年会を開催するなんて17歳からスタートした俺のバンドマン人生でおそらく初めてだと思う。う〜ん、そうだな、記憶にないなあ、やっぱ史上初の出来事かもしれん。しゃぶしゃぶ料理自体も実はぼく個人的に初めて。いわゆるノリで「新年会やろ!しゃぶしゃぶやろ!」みたいな感じで昨年末の最終練習時に淳三郎、スカのおふたりに訊いたら声をそろえて「いいっすね〜」。ウィーン少年合唱団かと思ったぐらいさ。ロックンロールには実際のところ、この【ノリとタイミング】が重要なポイントだと思ってる次第。スカの奥様とお子ちゃまも参加した大新年会はつつがなく終了。もちろんロックンロールのアナログ盤が33回転で回り続けてる部屋で。イェイっ!。

THE SLICKS、今年は昨年とおんなじ感じで行きたいかな。つまり、サイコーなニッポン語のロックンロールを楽曲面やら演奏面やらパフォーマンス面やら、そして俺の投稿文でも(笑)、そこら辺で表現できたらいいなって思ってます。あいかわらずにそんな感じでね。

B.G.M.「A.R.B./LOFT 23時」
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ザ・スリックスの次のライブです。

-modernedge enterprise presents-
1/13(土)浜松キルヒヘア
開場/開演18:30
前売/当日 ¥2000(1d別)

SUNSET BARIQUANDS
HAZAN
SWERVE
THE SLICKS

DJ:MASA68

No.1360 - 2018/01/04(Thu) 18:19:30