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記事No.1362に関するスレッドです

空気感にまつわる話 / 淳吉郎
先週末、新聞を読んでるとスポーツ欄にて『野球で申告敬遠制度が採用』という記事を見つけた。
なんじゃらほい、な感じで読んでみるとビツクリ。「敬遠します」と事前に言えばピッチャーが4球投げずにバッターは一塁へ進めるんだそうな。時間短縮が理由らしい。この件について、かのイチロー氏は「4球の空気感がある。(制度の導入は)面白くないね」と採用に反対する意見を述べたそうだ。同感である。4球の空気感。なんてカッコいい響きだろう。なんでもかんでも短縮して物事を進めるのが「合理的」とか「無駄を省いている」ってとらえる最近の風潮。どうなんでしょう。ぼくはヤだな。新曲を作ったときにリズム・マシーン等を使っていわゆるバンド・サウンドのデモ・テープをメンバーに渡して「これ新曲ね」って方法をぼくが取らないのもこれにちょっと似てる。新しいモノに向かってくバンドの空気感が好きなのさ。

13日は浜松キルヒヘアでぼくのバンド:THE SLICKSがライブをした。
たくさんのお客さん、ありがとうございました。
共演のSUNSET BARIQUANDS、SWERVE、HAZAN、みんな個性あっておもしろかった。DJのMASA68さんもグーな選曲。
スリックスは30分の持ち時間で9曲。ぼくのMCは無しでひたすら演奏。これまでの自分のライブ経験のうち30分尺のステージでMCゼロなのは初めてかな。曲を選んでいったらどうしても9曲やりたくなった。「んじゃぁ、今回はおしゃべりなしね」って。終演直後はヘトヘトに疲れてた。「でも、無駄口をたたかないこんなピリピリした空気感もいいじゃん」とも思ったんだ。淳三郎もスカも見事に応えてくれたと思う。
イベントに誘ってくれたタクミックス、どうもありがとう。企画、お疲れさまでした。

14日は豊橋AVANTIへライブ観戦。家内のバンド、BEATSEEKERと豊橋が誇るロックンロール・カヴァー・バンド、SCRAMBLEが出演。
最近のビートシーカーはソウル・テイストをちょっぴり感じさせる曲調もあったりでイイ感じ。アウェイでもかまわずかましてくれた。スクランブルはぼくの部屋のレコード棚の中でも特等席に位置するあれやこれやのバンドの曲を見事に演ってくれちゃう。だもんで演奏を聴きながら「あ、俺の部屋か」って思っちゃう空気感。楽しい夜だった。

B.G.M.「THE JIMI HENDRIX EXPERIENCE/VOODOO CHILE」
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スリックスは4月にそのAVANTIでライブを演ります。

〜 AVANTI presents 〜
2018年4月21日(土)
open 18:00/start 19:00
前売 2,000円 当日 2,200円(共に1drink付)
出演 KYOW-YA/MACA/THE SLICKS

写真:年末から年明けにかけて職場の仕事がたいへんな状況。これから受験シーズンが始まるけど、もし『【ぐっちゃぐちゃ】という平仮名7文字を風景もしくは空気感で表現しなさい』という質問が出た時には「俺の仕事の様子を録画して提出しなよ。合格は間違いなしだに」って受験生諸君には申し伝えたいぐらいさ。
くったくたになって我が家に戻ったら「今日はジミヘン聴きてえっ!」ってなったのだ。順番に聴いてます。きゅぅ〜んって言うフィード・バックの空気感とあのギターの鳴り方、そしてバンド・アンサンブル。「イェ〜い!」ちゅうて職場の風景ははるかかなた、なのさ。

No.1362 - 2018/01/15(Mon) 22:54:59