22日(木)にぼくのバンド:THE SLICKSはスタジオ練習をした。 スカ、淳三郎、淳吉郎の3人(ヤング・ジェネレイション順に列記)はおでこをこすり合わせつつ、ひざを突き合わせながら、それぞれの演奏装置の前に鎮座する精神状態のまんま、実際は演奏および唄やコーラスをしやがる、という離れ技をやってのけた。ロックンロール・オリンピックに出場可能なレベルかどうかは不明でありますが。でも、俺たち3人は確実に燃えている。
これまでの投稿でも記しているようにドラム担当のスカとはご近所。都合がつく限りぼくのクルマで一緒にスタジオに向かっている。その日の帰路の中途でとあるラーメン屋の前を通過した。 「わぁ〜駐車場、すごいクルマ。この時間でもこの店は繁盛してるね」 「あ〜、ジュンさん、この店で飲んだルイボス・ティーがサイコーでしてね。そっから俺はルイボス・ティーにハマった」 「なに?ルイボスって」 「ルイボスってのはですねぇ・・・」 と助手席のスカはその後、10分間以上にわたりルイボス・ティーについて語ったのであった。彼の熱弁のおかげでルイボス・ファンになりつつあるおいらは帰宅後、家内にルイボスのことを訊いた。 「あ、それって、わたしが毎朝飲んでるじゃん」 あ〜そうか、毎朝、食卓でビミョーな香りを漂わせてるアレがルイボスだったのか。『灯台もと暗し』最新映像の実写版だった。
24日(土)は浜松キルヒヘアへライブ観戦。サンセット・バリカンズのタクミックス企画。 出演順にSWERVE、SUNSET BARIQUANDS、THE LADSBEAT、the 1970。ホントにビートが効いたイベントだった。「ビートが効いてる」つってもぼくのビートとあなたのビートは違います。チンチンに燃えてるフライパンの上でぼくが炒めるキャベツとあなたが炒めるそれの違いのように。硬いキャベツが好きだな、俺は。お好み焼きには愛知産キャベツがサイコーに合います。そんなキャベツのようにジャキっ!ジャキっ!と硬派な音があふれてた土曜日のキルヒヘアだった。企画のタクちゃん、お疲れさまでした。
25日(日)は浜松メスカリンドライブへライブ観戦。京都のバンド:地獄の季節が出演とのことで。 地元バンド3つを含む全5バンド出演。ぜーんぶ観たけど、いろいろ感じた。年齢を重ねてくると日常生活のうえでいろいろと忘れっぽくなる。けど、ライブを演ったり、観たりして感じたたくさんのことって後々でも覚えてるんだよね。この日も、俺の脳裏のロック・メモ帳にいろんな事が記された刺激のある夜だった。前日のキルヒでサイコーなライブをしたthe 1970のギター弾き:一葉くんとも再会していろいろロック談義して楽しかった。
この日、ぶっちぎりのライブをした地獄の季節でVo.&Gt.を担当するのはおんなじ京都で活動するスキマノザラシのVo.ミズカミさん。 来月3月10日にスキマノザラシは久しぶりのライブを京都磔磔で演る。もちろん観に行く。彼に会ったら磔磔のことをいろいろインタビューしようと思ってたけど、会っても「イェ〜い!」こっちも「イェ〜い!」なんて感じだから。だからいいんだ。それでいい。それがいい。俺はスキマの最新ライブを待つだけさ。
B.G.M.「スキマノザラシ/ミルキィウェイ」 ♪よく笑う猫 ふぬけたトカゲ 煙のように あおい羽根 ミルキィウェイ♪ よぉ!イトちゃん!キミのファイヤーバードはまだ燃えてるぜ!俺ん中でね!
写真:浜松はだんだんと暖かくなってきました。土曜日の日中は大広間解放してた中村家の図。
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No.1372 - 2018/02/26(Mon) 23:35:51
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