本屋さんで本を購入するって行為は、とってもロマンチック。そう思います。ジャンルごとに陳列された品揃えを見ながら、店主の思いやこだわりや作戦なんかを勝手に想像したり。レジでお金を支払う時に店員の顔をチラ見しつつ「この人は本が好きで本屋さんに勤務してるんだろうか。いやいや、このツラじゃあ求人雑誌で選んだだけかもしんないなあ」とか。
500円前後の文庫本を1冊買うときでさえ、こんな感じで個人的ロマンチックな世界が広がっているのです。本屋で本を買うのはカッコいい。レコード屋でレコードを買うのがカッコいいように。俺にとってはカッコいいのさ。先日、その日は5月下旬後半の日だった。毎日まいにち、購読している新聞の朝刊に掲載されてる連載新聞小説がついに最終回をむかえた。ぼくは、前述のとおり本を購入し日常生活の中での少しの時間を読書することに費やす。そして、実は新聞小説を読むのも好きなのです。
どうしてこの世は出来事がこんなにあるんだろう。アクシデントがたくさん起こるのだろう。新聞を見てるとそう思う。まあ、しょうがないら。うちのミックだって、いきなり、ねこパンチやら、ねこダッシュやら、ぼくはネコだ作戦(これは、ぼくや家内に甘えたいがためにいきなり目の前でゴロ〜ンと腹を見せて寝そべる作戦のこと)や、今やまぼろしの踊りと言われているネコじゃネコじゃ踊り、気がつけばこれを踊りまくってる。それらとちょっと似ているかもしんない。
今回の小説を再確認したら500話ぴったりで最終回になっていた。毎日の連載だから1年と135日である。すごいなあ。作家の方は来る日も来る日もストーリーを紡(つむ)いでゆく作業を続けられてたってことだろう。毎日が締め切り日みたいなもんだろう。今作はすごくおもしろい内容だったから、感服することしきりである。なにを食し、なにを飲酒してるのだろう。ツメのアカを煎じて飲むっつったってアカの中にも文字が刻まれてて、それを読むことに没頭しちゃってるかもしんない。
日々の出来事やアクシデントが紙面を覆っている新聞紙だから。そんな中の新聞小説というのは別次元で存在してる気がするのです。異次元と呼ぶべきか。世間の関心事や我が国を含む世界のあらゆる情勢には、まーったくカンケーねぇ感じ。「てやんでぇ!俺は俺だ!誰にもコビは売らねぇし、宵越しの金も持たねぇ!」なんていうキップのいいセリフなんかも言わずに、ただ文字だけで存在してる感じ。ん〜〜〜いいなあ。クール!カッコいい!できることなら、ぼくは新聞小説になりたいものだが。・・・あ、やっぱ、やめよう。それになっちゃうとギターが弾けない、レコードも聴けない、酒も飲めない、なによりも、新聞小説そのものを読めないじゃんか。
B.G.M.「THE KINKS/THE VILLAGE GREEN PRESERVATION SOCIETY」
【役員業務終了の日まであと299日】
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。
ライブが近づいてきたのでイベント詳細を。 チケット代は2500円ですがドリンク代は別途となります。 その代わりに13:00と14:00と15:00の3回に分けて食事がバイキング形式で食べることができます。つまり食い放題。 また15:15以降の入場者の方は1000円で入場可能。おまけに2ドリンク付き。 ちなみにこの日、スリックスは最後の出演(16:35開始予定)となります。入れ替え込み30分の持ち時間なので正味20分のライブでしょう。 よろしくお願いします!
☆6月17日(日) 浜名湖弁天島WEST HOUSE《FOOLISH HEART INN Vol.7》 O/S 12:30/13:00 A/D 2500円(軽食付き) 出演: FUMBLERS’66 E・G・O, The Cruisin’ Rockin’Daddy SANDY MILKYWAY MENSOUL THE SLICKS
写真は「ぼくはネコだ作戦」実行中の彼。
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No.1391 - 2018/06/05(Tue) 23:05:23
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