☆6月某日。世界規模な救護団体への募金の集金という自治会業務が終了。180世帯もあると、このような“強制ではない募金という活動”への対峙の仕方が各ご家庭それぞれだなあと実感。そんな中、10ブロックあるうちのとあるブロック担当の人が集めたお金を届けに来てくれた。その際、その方は8月と9月に予定されている別件での募金もあわせて持参してきた。「だって、その方が中村さんも楽(らく)でしょ」って言う。「ああ、そうですね」ってぼくは受け取った。彼が帰った後、考え直すと「やや、これは違うんじゃないか。一緒に集金するのは構わないけど、お金を保管しておくのは彼の役目じゃん。もぉ〜ジュンキッチーのバカバカバカ!」。 「ん?ちょっと待てよ」って、もっとクールかつ了見を広くしたい、と思った次第。
☆6月某日。午後23時からサッカー観戦。チームは0対1で敗戦。だがしかし、後半10分はある想定のもとパスを回して時間かせぎ。「おい!なにやってんだ!日本男児たるべきもの、うんぬんかんぬん」「眠い目をこすりながら見てるテレビ画面の前のキッズたちに夢を与えろよ。スポーツマン・シップっつーのはなあ、うんぬんかんぬん」。ぼくはひとりごちた。翌日の新聞やインターネットでは、やはりその件について多くの方々が意見を述べていた。いろいろ読んでるうちに「あ、でも、あのやり方もありだったんだな」って気持ちになってきた。 「ん?ちょっと待てよ」って、もっとクールかつ了見を広くしたい、と思った次第次第。
☆6月某日。夕刻、ピンポーンと呼び鈴が鳴った。「はーい」って玄関を開けると茶トラ柄のネコがいた。 「お〜、こんばんは」 「こんばんは」 「どうしたの」 「あ、あの、最近のキミたちはことあるごとに踊りを踊ってるじゃん」 「ああ〜ネコじゃネコじゃ踊りの事ね」 「あれをぼくにも教えてほしいんだ。ってか今度やる時に混ぜてほしいなあって思って来た次第」 「オッケーオッケー、一緒にやろうよ。あ、キミはアルコール飲めるよね」 「え?お酒飲まなきゃいけないの」 「やや、いけないこたぁないけど、っつーか酔っ払わないと踊れないから、あれは」 「そうなんだ・・・」 「そうだよ。酔っ払わずにネコじゃネコじゃを踊るってのはね、ロックで言えば【テレキャスのオープン・チューニングでギターを弾いてる俺はキース・リチャーズだ】って勘違いしてるヤツみたいなもんさ。ブルースも聴いたことないくせにな。キミは酒を飲みながらストーンズやマディやウォルターを聴いたことあるかい」 「いや、ぼくはストーンズやマディやウォルターを聴く聴かない以前に、飲んだことすらないので・・・」 「そうなんだ。でも大丈夫だよ、うちのミックも知らんうちにああなってたから。飲めるようになったらまたうちに来ればいいよ。そん時にストーンズやマディやウォルターを聴こう」 彼はつり上がってるネコ目の目尻を悲しげに下げながら、トボトボと帰っていった。 大丈夫だよ、飲めるようになったら3人で一緒にネコじゃネコじゃを踊ろうよ。
【役員業務終了の日まであと272日】
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブとうとう今週末!金曜日っ! みなさま、よろしくお願いします!
☆7月6日(金) 浜松キルヒヘア《ワタナベマモル新曲発表ツアー》 O/S 18:30/19:30 A/D共に2000円(1d別) 出演: ワタナベマモル トンガラカス tHe bO THE SLICKS
B.G.M.: Nico&Mr.チューインガム
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No.1395 - 2018/07/02(Mon) 23:03:54
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