ミック(以下ミ):ねえ、今度ぼくはアメリカ行くだら? ジュンキッチー(以下ジ):そうだよ。 ミ:なにしに行くの? ジ:写真撮影だよ。キャロキンっていう有名なシンガー・ソングライターのジャケット撮影さ。 ミ:そうなんだあ。それってスゴいことなの? ジ:もちろん! キミは世界中のネコの中から選ばれたんだよ。 ミ:ふうん。 ジ:なんかそっけないねえ。 ミ:ぼくはこの家にいる事だけで充分だけど。 ジ:そんなこと言わないでよ。アメリカ行けるんだよ、アメリカ。 ミ:ジュンキッチーは今までアメリカ行ったことあるの? ジ:ないよ。 ミ:海外自体が初めてなわけ? ジ:いや、(ちょっと自慢げに)イギリスなら行ったことあるよ。 ミ:スゲーじゃん。また例によってレコードとか買いに行っただら。 ジ:まあね。 ミ:知らない街でもレコード屋のある場所わかるの? ジ:うん。ハママツぐらいの大きさだったら、歩いてれば街並みの風景で「ここら辺にレコード屋ありそうだな」って、ピンとくるんだ。 ミ:直感の男だね、ジュンキッチーは。 ジ:ミックだっていつも直感で行動してるでしょ。おんなじじゃん。 ミ:あ、そうかそうか。ぼくらが酔っ払うと知らんうちにネコじゃネコじゃをふたりで踊ってるもんね。 ジ:それだよそれ。 ミ:それでは、そろそろアルバムを紹介してくれるかな。 ジ:そうだったね。
というわけで8枚目のアルバムは1984年発表「SQUIRE/THE SINGLES ALBUM」です。 オーシャン・カラー・シーンというバンドが好きで、彼らの出身地:バーミンガムという街を訪ねたときにふらっと立ち寄った中古レコード屋さんで見つけました。ポップ・センスのかたまりのようなバンドです。大好き。
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No.1409 - 2018/08/20(Mon) 20:22:29
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