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記事No.1410に関するスレッドです

某日日記 / 淳吉郎
☆8月某日。土曜日。
夏休みが始まった。ぼくはうれしくてうれしくて、全世界を手に入れた男のように我が物顔でふるまった。自分の部屋の中で。我が家の秘宝ネコ:ミックくんは涼しい場所を選んで昼寝をしてる。だけど、たまーにチラッとこっちを見てる。だけど、ぼくはずっとギターを弾いていた。だって、2日後はバンドのレコーディングなのさ。

☆8月某日。月曜日。
午前11時、ぼくら3人はお店に到着。セッティングやらお昼ご飯やらを済ませて午後1時半過ぎからレコーディング開始。3人のテンションや1点に向かってくそれぞれの矢印の角度や長さや太さ。そんな目に見えないモノが録音機に刻まれ、リプレイするたんびに音としてお店のスピーカーから鳴っている。気づくと夜9時半だった。不思議な空間だった。まだレコーディングは続行中です。

☆8月某日。日曜日。
全世界を手に入れたような男でさえ、悲しみに打ちひしがれることはあるものさ。それがこの日だった。だって今日で夏休みは終わり。この際なので調子が悪くて映像が見にくくなってたテレビおよびDVDプレーヤーのセッティングを再確認。なんとか復活。よかったよかった。

☆8月某日。日曜日。
その夜、今年の春先にNHK福岡局が制作した『YOU MAY DREAM』というドラマを観た。ようやく観ることができた。鮎川さんとシーナさんの出会いからデビューまでをドラマ化したもの。これまでも多くのミュージシャンの実話に基づくストーリーが映画化されてきた。でも、ぼくはあんまり好きではない。本人じゃなく俳優が演じてるから。だったら本人のレコードを聴いてる方がましだぜ、って考え方です。
ふたりの出会いからデビューまでの道のりは、これまでもおふたりのどちらかが刊行した本や、いろんなインタビュー等で知っている。ところがどうだい、このドラマが始まって12分ぐらい経過したあるシーンで感極まっておえ〜んと号泣してしまった。「活字が実像になった!」「実際にこうだったに違いない!」って。それ以降は男優と女優の顔が鮎川とシーナご本人たちに見えて見えてしかたがなかった。
夏休み初日に全世界を手に入れたような男、そんな彼は実はだまされやすい単純な男だったのでした。いいドラマだった。

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。
楽しみだなあ〜!みなさんよろしくね〜!

☆8月26日(日)
浜松メスカリンドライブ the 1970企画
O/S 17:30/18:00 A/D 共に2500円(1d別)
出演:
WOLF&THE GOODFELLAS
the 1970
LOTION
JUNK DOLL
THE SLICKS

DJ:
MAI,MORI PUN,F山(PHONOSICS)

No.1410 - 2018/08/20(Mon) 23:35:41