☆8月某日。 8月も終わりごろな木曜日。晩夏。英語でいえば「グッバイ・サマータイム・ブルース」と言ったところか。ひとびとの日常会話の中でこの時期によく出てくる言葉のひとつに「夏バテ」というものがある。実はぼく自身、夏バテというものを体験したことがないのです。だから、ぼくの日常会話の中でこの時期によく出てくる言葉は「ロックンロール」とか「今日もビールがうまい」とか「鼻くそ掘ったら鼻毛も抜けた」とか、なのだ。ほかのシーズンとあんまし変わってないらと言えば、うん、たしかにそうであろう。
☆その木曜日、午前の勤務中にふらぁ〜っとした。昼食時、食堂でランチを手に食卓へ向かいながら再びふらぁ〜っとした。その後も1日間のあいだテンションは低いまんま。翌金曜日もそんな感じ。おまけに夜からのバンド・スタジオ練習でさえも「こころここにあらず」といった感じ。史上初かもしれない、こんなことは。「もしかして、夢にまで見た夏バテ・デビューか」というロー・テンションのくせに歓喜な気持ちもむなしく、スタジオ練習1時間を過ぎた頃からスイッチがパチンと入ってノリノリになっちゃった。だってぼくは音楽に生かされているのさ。部屋に戻って、入浴。開け放った窓からはりんりんりんと鈴虫の声色。秋到来の感傷にひたひたとひたりました。
☆9月某日。日曜日。浜松キルヒヘアへライブ観戦。BEATSEEKER企画「MODERN PLOT vol.14」。 出演は、なまこ、The Fadeaways、ルイス、BOYS ORDER、BEATSEEKER、そしてニューヨークからTHE ‘B’ GIRLS。全バンド、それぞれの世界観が独立してておもしろかった。和洋折衷(わよーせっちゅー)つーのはこの事かもしんない。料理や家屋デザインのことじゃないぜ。6バンドが演奏したこの日のライブのことです。いろんな意味でね。 企画のビートシーカーのみなさん、おつかれさまでした。ありがとう。リズム&ブルースのスタンダード『Shout』のカバー、カッコよかったです。今回だけにせず、バンドのレパートリーにすべきだと思うけど。
B.G.M.「THE JAM / SOUND AFFECTS」 1980年発表、ザ・ジャムの5枚目のアルバム。 いろんなことに挑戦してるアルバム。MODって言葉にこだわる以上にウェラーの音楽的欲求が拡がり始めた時期なんだと思います。すばらしい。
【役員業務終了の日まであと209日】
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。
☆9月29日(土) 浜松キルヒヘア 《上空の中村 クッツク》 O/S 18:00/18:30 A/D 共に2000円(1d付) 出演: stripper タオル パピコ マサルエクスプロージョン THE SLICKS DJ F山(PHONOSICS)
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No.1415 - 2018/09/03(Mon) 22:40:46
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