[ 掲示板に戻る ]

記事No.1432に関するスレッドです

ミックとディランとぼくにまつわる話 / 淳吉郎
「ざんぎり頭を たたいてみれば 文明開化の音がする」なんていう歯切れのよい言葉を耳にしたのは中学の歴史の授業だったか、高校の日本史の授業だったか。どっちか覚えてない。その言わんとするところも、わかるようなわからんような。でも、カッコいいニッポン語の語感(響き)としてその言葉は記憶の中の銀幕の景色として残ってます。なにげなく視界に入ってきたテレビ・ドラマや映画のワンシーンのように。

ニッポン語が持っているこの“語感”っていうのは外国語が持っているそれに匹敵すると思う。つまり、ニッポン語をカッコよく載せてロックンロールを演ってるバンドは母国語で唄ってる外国人バンドに匹敵してるって事だと思うけど。

【広告】
ザ・スリックスの10曲入り新音源『ワルツの始まり』は1枚1500円にて絶賛発売中。

先日の投稿で自治会防災訓練のことを記しました。実は、この訓練が終わったことで4月からぼくと女房がたずさわってきた自治会業務の主なイベントはほぼ終了したと言えるんだ。ふぅ〜〜〜と肩の荷が降りた感じ。そんな安堵の念のなか、クラークスのデザート・ブーツを履いた自分の足元をふっと見た。すると、レンガとモルタルのような肩の荷がずずんずずんと地中にもぐり込んでゆくではないか。ビツクリ。もうじき、この星の向こう側にたどり着くはず。俺の自治会系レンガとモルタルが。

この土曜日はバンド活動や自治会活動等でずっと先延ばしにしていた作業、自宅垣根の手入れをした。脚立(きゃたつ)に登って大きな草刈りばさみでカット。我が技量はアマチュアの最低たるレベル。刈り終えた垣根はまるでぼさぼさ頭さ。デップをつけて立たせりゃパンク・ヘヤーの出来上がり。そんな感じです。ちょんまげをザックリ切ったばっかりな明治初頭男性のざんぎり頭ってきっとこうだったに違いない。この日は文明開化の音の代わりにはさみがチョキチョキ鳴っていたんだ。
あのミック・ジャガーは草刈りばさみで垣根の手入れをしたことがあるだろうか。あるかもしれない。けど、ない確率の方が高いんじゃないかな。そう思うけど。

日曜日の午前中は防災訓練で使用したホースの片付け。1週間かけて天日干し(てんぴぼし)した厚い布でできた長さ20メートルの消防ホース。これを二つ折り(10メートルの状態)にしてクルクルと巻いてゆくのです。へぇ〜と思った。こんな経験はなかなかできないら。役員をやってるからこそ。
あのボブ・ディランは消防ホースをクルクル巻いたことはあるだろうか。あるかもしれない。けど、ない確率の方が高いんじゃないかな。そう思うけど。

浜松で活動する一介のアマチュア・バンドマンがミックやディランがやったこともないことを2日間でやってしまった、というお話でした。

【役員業務終了の日まであと112日】

写真:右側が高校時代のバンド仲間が経営する本屋:フェイバリット・ブックスLにて先日購入した国語辞典。左側が昭和54年1月20日発刊のものだから、おそらく中学入学時に学校から買わされた国語辞典だと思われる。今までこれをずーっと使い続けてた。まあ、毎年12月に「今年の流行語大賞」が決まることからもわかるように、ニッポン語というのは日々更新されてゆくんだろう。おんなじ言葉でも40年前の意味や使い方と現代のそれは変更されてる可能性もあるわけで。ようやく買い換えた次第。おそらく今後のぼくの新曲や文章はあたらしい言葉で表現されると思います。やったー!これぞMOD!か?

☆★☆★☆★☆★☆★
ザ・スリックスの次のライブです。

豊川〜浜松
浜松キルヒヘア・豊川GROOVESTOCK合同企画
1/13(日)浜松キルヒヘア
開場17:30 開演18:00
料金 2000円(ドリンク別途500円)

BUDDY TANDEN(東京)
irisphere
真っ赤な瞬間
THE SLICKS
あとひとつ豊川・豊橋のバンドを予定


DJ HimitsuSyounen
  Mum(mumbles)

No.1432 - 2018/12/09(Sun) 21:55:49