☆18日(金)。 定時で仕事を終えるとランボルギーニやフェラーリやマセラッティやデトマソやポルシェみたいな車でスピードを出してる気分で我が国産ワゴン車は国道を疾走。制限速度ぴったしで走行。そうこうしてるうちに我が家に到着。トーチャク。10人のチャック・ベリーがそこにいたのさ。おっ!ギターを弾き始めたぜ! キャロル。リトル・クイニー。ブラウン・アイド・ハンサムマン。スクール・デイズ。メイベリーン。ハバナ・ムーン。ロール・オーヴァー・ベートーベン。カム・オン。サーティ・デイズ。トゥー・マッチ・モンキー・ビジネス。 それぞれの1曲目がこれらでした。簡単に言えば「大騒ぎな週末が始まった」ということです。
☆19時から不定期開催な定例行事、フォノシックス・フクちゃんとザ・スリックス・ジュンキッチーの飲みーティング。 季節柄、新年会のシーズン。いつもの居酒屋は予約で満杯らしかったが予約をしていないぼくらもなんとか着席できた。チャクセキ。チャック・ベリーも風邪をひくんだ。ひくのはギターだけだと思ってたぜ。
☆お店のお姉ちゃんから「本日は予約があるので2時間でお願いします」と言われた。「わかりました」とふたりは首肯。 だがしかし、ぼくらは知らぬ間に4時間にわたってロック談義を繰りひろげていた。気づけば閉店時刻。このお店は23時閉店なのさ。きっと、あのお姉ちゃんは「あ、いつものふたりが来たわ。またいつものごとくロックだとか、パンクだとか、バンドだとか、そんな話をするんでしょ。でも、あたし、けっこー好きなのよね〜あのふたりの会話の感じが。うふん。店長から予約なし客は2時間に限定しろ!って言われてるけど、大好きなフクちゃんとジュンキッチーのためにあたしがなんとかしたげる。うふん」って決断してくれたに違いない。そう思うけど。 そういえばあのコが「2時間でお願いします」って言ったときに、ぼくらに向かってウィンクしてたような気がしないでもない。のさ。
☆19日(土)。 浜松に存するいろんなライブハウスでこの日はライブがありました。 中村家はG-SIDEとキルヒヘアのハシゴをすることにした。 たとえばぼくが、ザ・フー1973年発表の傑作「四重人格」ならぬ4つの身体を所有していたならば、ひとりはG-SIDE、ひとりはキルヒヘア、ひとりは自宅でミックとたわむれる、ひとりは自室でチャック・ベリー(またかい!)を弾いてる、どれかひとつがダメならばその他のライブハウスへ行く、そうしたに違いないであろう。 だがしかし、わたしはひとりのにんげんです。ハシゴをするしか手段はなかったんだ。 そんなわけで残念ながら両イベントのすべてを観れなかったけど、G-SIDEもキルヒヘアもサイコーにおもしろかった。と、同時に「ザ・スリックスだったらどう演っただろうか」って気持ちを部屋に持ち帰ったわけです。 G-SIDE主催タカヤくん、キルヒヘア主催ハセくん、お疲れさまでした。ありがとう。
☆20日(日)。 いきなりですが、ザ・スリックスの次のライブ告知をします。 ☆★☆★☆★☆★☆★
noise mafia G.B.K.B 2019 1/26(sat) @gifu kingbiscuit open17:30/start18:00 door/1,800yen+1D 500yen
act :suicideTV. :DOWNS (kanazawa) :CONROD (matsusaka) :ugly ugly (fukui) :THE SLICKS (hamamatsu)
dj:motch (north west)
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通称では「ロンドンからやってきたザ・スリックス」ですが、実はぼくは生まれながらの浜松市民なのさ。 身長160センチメートルのすべてが。そのてっぺんに繁殖している髪の毛を含む体毛のすべてが。血液型A型の血流すべてが。そして、鼻穴に生まれついた鼻くそに及ぶまで。すべてがメイド・イン・ハママツ。なのでした。 この季節、ほとんど積雪がない地域、浜松。タイヤにチェーンを巻いたこともありません。だって、俺は雪国に行ってウィンター・スポーツを楽しむよりも部屋の中でビールを飲みながらチャック・ベリー(出たっ!)のレコードを聴いてる方が性(しょう)にあうのさ。
☆岐阜や名古屋はこの時期、積雪に見舞われるニュースをたびたび耳にします。もしや1月26日にそうなったら大変です。そんなこんなで、この日曜日は近所のカー用品・チェーン店でチェーンを購入しました。おっ!ディラン(ついに登場)みたいになにげに韻を踏んでます。 予算に合致したよろしいチェーンを購入。その日の午後、つまり日曜日の午後、我が家の駐車場で初チェーン巻きをした。もちろん、いきなり上手くいくはずはありません。初めてギターを手にした少年がいきなりジョニー・B・グッドを弾けるはずがないように(やっぱり来ましたね、淳吉郎さん)。
☆取説には「片輪50秒で装着可能」って太字で記されてたけど、ぼくが納得できるレベルでの装着完了をしたときは1時間を経過してました。当然です。だって、俺自身がそこそこ満足いくジョニー・B・グッドのギターを弾けるまでにも数年を要しましたから。 ここで重要なのはくだらん“数値くらべ”や“知識くらべ”ではなく“経験”なんです。チェーンもギターも、そしてバンドも。これは、それ以外のいろんなことにも当てはまると思うけど。実際に体験してない奴らがエラソーに理想論や目標値を並べ立ててるら、おそらくみなさんのまわりでも。 今週末の岐阜遠征、雪が降りませんように〜。でも、ちょっとはチェーンを巻きたいかなあ〜。みたいな。まるで揺れるティーンエイジャーだな、俺は。 みなさんのお越しをお待ちしております。
【自治会役員業務終了の日まであと69日】
B.G.M.「THE WHO /QUADROPHENIA」
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No.1441 - 2019/01/22(Tue) 18:52:42
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