☆3月某日。 海外のプロ野球で活躍している日本選手が長きにわたる現役生活に対し、ついに終止符を打つというニュースが飛び込んできた。 打った終止符は1本だけだが、彼はそれまでにその3000倍以上にのぼるヒットを海外のフィールドで打ってきた選手。スーパースターです。
☆1990年代初頭の某月某日。 日本国内で活躍していた時代からたくさんの記録を達成していた彼。 そのたんびにインタビューでの彼のコメントを新聞紙面やテレビジョン画面でたくさん拝見してきました。彼のその言葉はとっても独特。ある意味、哲学的だったと言ってもよかろう。ぼくはそれを「すごくおもしろい」そう思った。 「バッターボックスからどんどんヒットを打ってくれ。終わりのない流しそうめんのように」 「ベースに出たらバンバン走り回ってくれ。『トムとジェリー』の中のあいつらみたいに」 「攻めが終わって守備についたら、自分のところに飛んできたボールを軽々(かるがる)とあしらってくれ。まるでピンボールの魔術師みたいに」 「試合後のインタビューでおもしろい話を聞かせてくれ。そうくるかって首肯するしかない、なぞかけ演者のオチみたいに」 つまりぼくは彼のファンになってしまったのさ。
☆3月某日。 引退発表後の試合、つまり彼にとっての最終試合のあとに合同記者会見が行われた、とのこと。 翌日にユーチューブで拝見した。1時間20分近くにわたる『ノーカット・フルバージョン』。「ちょっとだけよ」のつもりが、結局1時間20分、全編見てしまった。 この世の中には「ちょっとだけよ」のつもりで試したら「ずぶずぶずぶ」と入り込んでしまって、いつのまにか抜け出せなくなってしまう危険な沼地がいろんなところにあります。わたしたちは気を付けなければいけません。 あれ?どうしてこの投稿文を記すぼくの右側にストロング系チューハイがあるんだろう。お、なんだこれ、ブラッドオレンジって書いてあるぜ。血なまぐさいネーミングだなあ・・・おいおい、名前と違ってうめぇーじゃねーかー!これっ! やっぱ、やめらんねぇ〜なぁ〜ストロング系は。
☆とてもおもしろい記者会見だった。 記者たちのいろんな質問に対し彼がいろんな答え方や対応をする。このすべてがおもしろかった。どこまでも続く彼の野球愛と、どこまでも等間隔で続く線路のようなルーティン的質問をする記者たち。この歴然とした距離感が画面からこちらに向かって3次元で放出されていた。ぼくは思わずクルクルと回ってしまった。線路の上の記者はまるでガタゴトガタゴト走る汽車みたいだった。「だったら、野球少年たちを集めて質問させた方が彼は楽しんで会見したかもしれないな」と思いました。
イチロー選手、おつかれさまでした。あなたは「草野球をきわめたい」って言ってましたね。楽しみにしてます。 あ、それと、あなたはボブ・ディランに似ています。先日の記者会見でそう感じました。
【自治会役員業務終了の日まであと4日】 ぼくの耳にカウントダウン音が響いてきました。 どういうわけか、やっぱり、その音もマーシャル・アンプのフルテン、ギブソン・レスポール・カスタムにカールコード直結!みたいな音です。つまり喜びの音色ってことでしょうか。それってまるでベートーベンの第九交響曲第四楽章「歓喜の歌」みたいじゃないか!もうサイコー過ぎる!
☆★☆★☆★☆★☆★ ザ・スリックスの次のライブです。
南シナ会ライブ企画 《 爆走南シナトレイン》 2019年4月6日(土) 会場:静岡騒弦 開場 18:00 開演 18:30 入場料:1drink代込み¥2.000 出演: ☆本間 章浩 ☆南シナ会 ☆クロキユウタ ☆毎日が冒険 ☆黒川 浩和 ☆THE SLICKS
写真はセンスがすばらしい《 爆走南シナトレイン》のフライヤーです。 みなさん来てね〜!
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No.1457 - 2019/03/27(Wed) 01:18:10
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